こんにちは!エースガーデンのスタッフです!
「子供にゴルフをさせたいけど、いつから始めたら良いのか分からない」と、考えている親御さんはいるのではないでしょうか。レッスンは大体、5歳頃からジュニアレッスンを受けれるところもあったりします。
小さなお子さんの場合、ゴルフというスポーツを楽しんでもらうことを第一に考えるといいでしょう。そして、基本的には10歳前後で本格的なレッスンを開始します。
教える順番は、グリップ→アドレス→スイングです。どのように教えているのか内容も紹介しますので、お父さんお母さんが教える場合には、参考にしてみてください。
ジュニアレッスンでは最初に何を教えるのか
ゴルフ初心者のお子様には、最初に何を教えていくといいのでしょうか。
子供は吸収力が高いので、飲み込みが早いことでしょう。自分のお子さんが上達すると一緒にゴルフが楽しめることでしょう。
子供に最初に教えることはグリップとアドレスがオススメ
まず、グリップで教えることは握り方です。
握り方は大人と同じです。グリップ矯正クラブを使用することもあります。
アドレスで教えることは2つ
アドレスは、姿勢を正しくすることと、ターゲットの方向を向くこと、2つあります。
そして、大切になってくるのが下記の5つです。
- 背筋を伸ばす
- 膝を曲げる
- 前傾になる
- 体重のバランスを真ん中にする
- ボールとの距離はクラブごとに合わせる
この5つとなります。
基本のスイングを身につけるために教えること
まずはゴルフ経験者のスイングを見てもらうといいでしょう。その後は、自由に振ってもらいます。
グリップとアドレスが基本通りできているので、この時点で基本に近いスイングができるようになります。
下記の3つを気をつけましょう。
- 背骨を軸にして体を回転すること
- フィニッシュで3秒キープして止まること
- フェース面の向きを気を付けること
体幹を使う動きなので、「きつい!大変!」と、言うと思います。体がフラフラしていたら綺麗な回転ができないこと、フィニッシュでキープすることは窮屈であることを感じてもらいます。
そして、フェースが開きやすいので、フェース面がどこを向いているか確認します。
ジュニアのパターレッスンは遊び感覚が大切
パターの練習は結果が分かりやすく、子供は好きな練習です。遊びやゲームのように、カップに向かってボールを打つことを楽しんでいます。
パターを教える時は、まずは好きにパターをしてもらいます。大体は100%オーバーすることが多いです。
ボール投げも、サッカーも、ボーリングも、途中で止めるスポーツはほとんどありません。決められた場所でボールを止めるイメージは大人でもあまりないですよね。
カップという決められた場所にボールを入れるのだと説明します。
他のクラブとは違い、フルスイングをすることのないクラブであることを教えます。自分たちでも小さな振り幅で打ってみて、カップに入ることを実感してもらいましょう。
そもそもゴルフで教え方の上手な人とは?
子供のみならず、大人でもゴルフを教えてくれる人によって感じ方が違うと思います。
最近は一昔前より少なくなったと思うのですが、ティーチングプロのプライドが高く、お金を払っているのにとても傲慢で偉そうに指導する人が稀にいます。もう二度と習いたくないと思わせる人ですね。
確かに間違ったことは言っていないのでしょうが、生徒の表情を読み取れていません。ですが、子供の場合と大人の場合だと指導方法に変化を付ける必要があります。
というのも、大人の場合はある程度相手に理解させ、納得してもらってからその指導方法に取り組んでもらった方が双方にとってもやりやすいかと思われます。
ですが、子供の場合は、理論的に説明したところで、余計難しくなる場合もあると思います。
教える立場から考えると、相手が理論で説明した方がいいのか、それとも説明は省いて動きだけを説明した方がいいのかをしっかり見極めて、適切な教え方をしてくれる人が望ましいのではないでしょうか。
子供をプロゴルファーにさせるには相当の覚悟が必要です
将来は子供をプロゴルファーにさせたい。と、意気込んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。
ですが、自分の子供をプロゴルファーにさせるには相当な覚悟がなければ難しいでしょう。まず移動手段ですが、ゴルフ場は電車で行けるところがとても少ないので、親が送迎しなければなりません。
また、教え方を問わずレベルが上がってくれば、試合は遠方で行われる大きな大会に出場するようになります。そうなると、移動に合わせて宿泊も必要ですし、子供に帯同する時間的な余裕も必要です。そして、費用がかかります。
金銭的な余裕と時間的な余裕がある程度なければ、なかなか難しいのではないでしょうか。
全国大会に出場できるレベルに達するぐらい成長してから考えてもいい話ではあるのですが、他のスポーツ(特に団体競技)などに比べると、ゴルフは個人競技で経費がかなりかかるスポーツに分類されますので、頭の片隅に入れておいた方がいいでしょうね。
プロになり活躍出来ればかなり大きな賞金が手に入る夢のスポーツでもあるので、将来が有望であれば夢を追いかけてもよいかもしれません。
子供への教え方に迷ったらショートコースがオススメ
少し基本的なゴルフが身についてきたらお子さんをショートコースへ連れて行くといいでしょう。
大人だって打ちっ放し練習場よりもショートコースやコースをまわる方が断然楽しいし、勉強にもなりますよね。基本がきちんと出来てからコースへと思っている方が多いでしょうが、コースに出る楽しみを教えてあげると子供のモチベーションもより上がります。
間違った教え方として、小さいうちはミスショットをしても「何してる!」など怒るようなことがないように気をつけましょう。
ミスを責めるのではなく、何故ミスショットになったかを一緒に考えることで子供自身がミスの原因を考えたり、ミスしない工夫を考えたりするようになります。自発的になるための準備期間と思うといいですね。
ショートコースでは打ち放題にはないグリーン周りの練習にもなります。一番大事でありながら、一番子供が楽しめるポイントになります。
ピンを狙うというのが子供の楽しみになるようにするとショートコースに行くために打ち放題をがんばるという良いサイクルができてきます。
ゴルフマナーをクイズにして子供と一緒に考える
ゴルフのマナーに大人も子供もありません。マナーが悪いときに「子供だからしょうがないか」と言う人はあまりいません。
いずれちゃんとコースをまわるのですからしっかりとゴルフの基本であるマナーを覚えてもらいましょう。これもまたガチガチに詰め込んでしまっては「ゴルフって決まりが多くて面倒くさい!」となってしまいます。
そうならないためにクイズ形式にして楽しく一緒に考えていくのがオススメです。
○×クイズにすると盛り上がるかもしれません。マナーだけでなくルールも盛り込んでいくといいかもしれません。
細かいルールは子供にはまだ難しいので、初ラウンドで困らない程度のルールは教えておくといいでしょう。また練習ラウンドの際の教え方として、クイズ形式にしてラウンドしながらルールやマナーを教えるのもいいでしょう。
実際にその場で目にして覚えていくと更に覚えやすくなります。マナーやルールとなると子供にとっては『勉強』みたいな感覚になってしまうので、これこそ楽しんで覚えるというのが大事になってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご自身がゴルフが好きで、自分のお子さんと一緒に将来ゴルフができるようになる、と考えると楽しみでいられない方もいるのではないでしょうか。
参考にしていただき、是非、ゴルフを楽しんでくだいさいね。
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