こんにちは。エースガーデンスタッフです。

 

日々ゴルフを楽しんでいる中で、「もっとうまくなりたいな」「もっと飛距離を出せるようにしたいな」と感じることって多々ありますよね。ゴルフはハードなトレーニングをしなくても上達できるスポーツではありますが、やはり上達には筋トレなどをして筋力をつけることは重要になります。

そこで今回の記事では、ゴルフの上達や飛距離アップに繋がる筋トレはどのようなものか、どんなことを考えて筋トレをすればいいかなどを解説いたします。

 

ゴルフに筋トレはなぜ必要か？

ゴルフになぜ筋トレが必要かというと、やはり最大の理由は「飛距離アップ」が見込めるからです。

ゴルフの飛距離は、スイングする際にヘッドスピードを上げると飛距離が伸びます。このヘッドスピード自体は日々の練習でも早さを向上させることはできますが、飛距離が安定してきて、「より飛距離を伸ばしたい…」という際はやはり筋力アップが必要です。筋肉を増強することで身体的パフォーマンスを高め、飛距離アップに繋がります。かなりシンプルなことです。

しかしそうは言っても、ゴルフに関係のない部位を鍛えたり、スイングの際に全く使わない筋肉をつけたりしてしまっても、効果はあまり見込めません。つまり、ゴルフの飛距離アップのために必要な筋肉をバランスよくつけていく必要があるのです。

 

ゴルフのために鍛えておくべきポイント

では、実際に飛距離アップするためにはどこの筋肉を重点的に鍛えるべきなのか。理由と合わせて鍛えるべき筋肉のポイントを解説していきます。

 

下半身の筋肉

腕でゴルフクラブをスイングする動作は上半身のパワーが必要ですが、ボールに正しく力を伝えるスイングをするためには、下半身のパワーが重要となります。

ゴルフのスイングは上半身がかなり激しい動きをするため、体の回転や体重移動などにしっかりと耐えられる土台となるような、強い下半身が必要になるのです。また、下半身を鍛えることによって、床反力を使うなど脚力を使って、下半身のパワーをスイングへのエネルギーへと活用することができます。

 

背筋

背筋をしっかり鍛えると、強いショットやスピードの速いスイングができるようになります。

背筋はとても大きな筋肉であり、背筋が弱いと、身体の軸が崩れてしまいます。身体の軸が崩れてしまうということは、スイングに伝わるパワーを半減させたり、スピードを抑制してしまったりします。軸をブラさず上半身は真っすぐに、脚の付け根から前傾した状態でクラブを振ることで、頭を中心として肩と腰がしっかり回転できるのです。その際に背筋を十分に使うことでパワー発揮でき、スイングのスピードも向上させることができます。

 

体幹

体幹とは体の幹の部分で、腰から肩にかけての体の中心の筋肉のことを指します。

しっかりとした体幹はスイングの軸を安定させ、効率的に体を回転させることができるようになります。その回転に従って動く腕やクラブのスピードも速くなるのです。つまり体幹を鍛えると、飛距離が伸びたり、コントロールを正確に定めたりすることが可能です。

 

ゴルフ上達にオススメな筋トレメニュー

ではここからは、ゴルフの上達・飛距離の向上にオススメな筋トレメニューについて解説していきます。いずれも難しいものではなく、家でもできるシンプルなものです。ぜひ実践なさってみてください。

 

スクワット

まずは下半身の代表的な筋トレメニューのスクワットです。スクワットは太もも、お尻にある大きな筋肉を鍛えられるかなり重要なトレーニングなので、「そんなに多くのメニューはやりたくない！」という方は、ひとまずスクワットだけはやっておきましょう。

 

やり方

1. 足を肩幅に開き、腕は頭の後ろで組む。
2. ゆっくり腰を落としていく。膝はつま先より前に出さず、お尻を後ろに突き出すように意識をする。
3. 太ももと床が平行になるところまで落とす。
4. ゆっくり元の体勢に戻す。

 

スクワットはフォームが正しくないと、腰を痛めてしまうこともあります。ゆっくりでいいのでフォームに気をつけながら実施をし、しっかりと太ももの後ろ側に負荷がかかっていることを意識しながらトレーニングを行ってみてください。

 

懸垂

背中の筋肉は大きく、「ゴルフは背筋で飛ばす」と言われるほど、背中の筋肉は飛距離の向上に欠かせません。そんな背筋を鍛えるのに一番のオススメは懸垂です。懸垂は効率的に背中周りの筋肉を鍛えることができ、背筋をしっかり鍛えることで、力強いショットを打てるようになります。

 

やり方

1. 腰くらいの高さにバーを設置する。
2. 両手を肩幅くらいに広げ、バーを握る。
3. 身体を一直線にしたまま仰向けに斜めの体勢になり、腕の力、背中の力で胸をバーに近づける。
4. 1秒キープし、ゆっくり腕を伸ばす。

 

身体をまっすぐにキープしてバーに近づけないと、背筋を十分に鍛えることができません。このトレーニングもしっかりフォームを意識して実施しましょう。

 

プランク

体幹を鍛えるのに一番おすすめなのが、このプランクです。プランクはどこでもできるので、気軽に実施してみてください。体幹を鍛えると軸がぶれず、身体の動きをスムーズに伝えることができます。ゴルフのパフォーマンス向上に繋がりますので、実施していきましょう。

 

やり方

1. うつ伏せになり、肘をついて上半身を起こす。
2. 頭、お尻、つま先が一直線になるように身体を浮かせる。
3. この状態のままキープする。この時、お尻が浮いたり背中が反ったりしないように気を付ける。
4. 始めは30秒キープで実施をする。

 

ポイントとしては、お腹にしっかり力を入れて、その他の部位はリラックスして実施することです。途中でおしりが浮いてしまったり、落ちてしまったりなどすると、トレーニングの効果が半減してしまうので、正しい姿勢で実施することを意識してみましょう。

 

筋トレで気を付けるべき点

ここまでゴルフに活用できる筋トレについてお伝えしましたが、筋トレを実行する際に1点気を付けていただきたい点があります。それは筋トレを「ただやるだけ」にならないようにしましょう。

筋トレはただひたすらにやればいいものではありません。使っているのは身体ですが、筋トレを実行する際には頭も使うことが大切なのです。

「この筋トレはどの部分が鍛えられているのか」

「この筋肉を鍛えるとゴルフのどのような動きに繋がるのか」

など考えたり、目的を考えて実施したりするだけで、筋トレの効果が格段に変わってきます。

あなたはゴルフを上達・飛距離をアップさせるために筋トレを実行するのです。「ただやるだけ」ではそれはトレーニングではなく、ただの作業になってしまいます。しっかりと頭も使って、効果的なトレーニングを実行しましょう。

 

筋トレを継続し、ゴルフの上達へ

今回はゴルフ向上・飛距離アップのための筋トレはどのようなものか、どんなことを考えて筋トレをすればいいかということについてお伝え致しました。筋トレを実施することで、あなたのゴルフ向上に繋がることは間違いありませんが、しっかり目的を持って実行することが大切です。目的を持って、筋トレを継続していきましょう。

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それでは本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。