
ラウンド中の待ち時間、あなたはどう過ごしていますか?
せっかく順調にコースを回れていても、順番待ちの時間が長かったり集中力が切れてしまうようなことがあると今までの調子が崩れてしまい、いざ自分の番に回ってきても思わぬミスショットを出してしまうこと…ありますよね。
その時の悔しさと言ったらもう…。
そんな悔しい思いをしないように今回の記事では、「待ちチョロ」の対策(待ち時間の有効な過ごし方)について解説していきます。
今後は「待ちチョロ」対策をしっかり行い、順調なリズムをキープしながらコースを回ることができるようにしていただけれればと思います。
「ラウンド中のリズムを崩しやすい」「安定したショットをキープしたい」「待ち時間に集中力が切れてしまう…」そんなあなたはぜひ今回の記事を読み進めてこれからの参考にしてみてください。
ラウンド中の待ち時間が長いと「待ちチョロ」してしまう…
まず、「待ちチョロ」とはゴルフのラウンド中に順番待ちの時間によってリズムが崩れ、ミスショットをしてしまうことを言います。
人気のあるコースの場合は前の組が詰まっていることも多く、待ち時間が特に長くなってしまうことがあります。
待ち時間が長くなると、それまで調子よくほぐれていた身体が固まってきてしまい思うようなスイングができなくなったり、集中力も維持することが難しくなってきたりします。
待ち時間を経て集中力が切れてしまったとしてもリズムを戻そうと気を取り直してスイングするも思うように打てなくなった…なんてことになればもちろんスコアに影響するだけでなく、気持ち的にも落ちてしまいますよね。
とは言え、待ち時間自体は仕方のないところがあるため、その待ち時間をどう過ごすかということにフォーカスする必要があります。
待ち時間があってもリズムを崩さずにプレーを続けることができている人は、どんな「待ちチョロ」対策を行っているでしょうか。
待ち時間は有効活用しよう!順番待ちの賢い使い方は?
では、実際に「待ちチョロ」を防ぐためにラウンド中に実践すべきおすすめの待ち時間の過ごし方(注意点含む)をお伝えしていきます。
・ストレッチ
まずは、「ストレッチ」。
順番待ちの時間にストレッチをすることで、自分の番まで待っている間も身体が固まってしまうことなく、次のプレーに向けて身体を温かく、柔らかくしておくことができます。
特に冬は寒さもあり、ちょっとの待ち時間でも身体が固まってしまいやすいので、特に注意が必要です。
寒いからと言って縮こまって暖を取ることはお勧めできません。
そして、ストレッチをすると言っても突然どんな動きを行えばよいか分からないと思いますので、日ごろの練習にストレッチも取り入れることができれば、ラウンド中の待ち時間でもスムーズに身体を動かすことができると思います。
・素振り
待ち時間に「素振り」を行うこともおすすめです。
素振りを行うことで身体を動かし続けることができる上、正しいスイングの再確認にもなります。
待ち時間の間、素振りだけを行い続けることは逆に疲れてしまったり集中力が切れてしまうこともあるので、ストレッチ等と組み合わせながらバランスよく行うと良いと思います。
ここで注意したいことが、素振りを行うと言ってもあくまでも身体を動かすことが一番の目的です。
あまり深く反省や修正を行いすぎてしまうと、「次はこうしなければ!」と次のショットで気持ちの乱れが出てしまう場合もあるので注意しましょう。
・イメージトレーニング
待ち時間には、「イメージトレーニング」を行うこともできます。
イメージトレーニングでは、ひとつ前までの良いイメージも含めて頭の中でイメージし、次のショットの良いイメージも頭の中で固めておきます。
そうすることで、次のショットではそのイメージに近い形でスイングをしやすくなり、待ち時間が長くてもリズムを崩さないようにすることができます。
実際の待ち時間はありますが、頭の中で行うイメージトレーニングでは待ち時間は省略してイメージを固めることができるので、より具体的に、前のショットから次のショットのスムーズな流れをイメージすると良いと思います。
・打つ前に深呼吸する
某プロゴルファーが実践している方法の一つとして、待ち時間の後のショットを打つ前に「深呼吸する」というものがあります。
深呼吸してからスイングすることで、一度気持ちを落ち着かせた状態でショットを打つことができます。
そのため普段の打ちっぱなしや素振りの練習でもスイングの前に一度深呼吸することで、ラウンドの際に待ち時間があって仕切り直しがあったとしても普段通りに近い状態でスイングしやすくなります。
・できるだけ座らない
ずっと動き続ける必要はありませんが、待ち時間に座ってしまうとどうしても血流が悪くなってしまい、身体が固まりやすくなります。
ですので、できれば立ったまま次のショットまで素振りやストレッチ、イメージトレーニングを行うことをおすすめします。
もちろん、疲れを強く感じる場合はこれ以上体力消耗して次のショットに影響が出てしまわないよう適度な休息を挟み、その時の体調やコンディションによって、バランスを取りながら過ごせると良いでしょう。
・ルーティーンを固めておく
最も大切と言っても過言ではありませんが、「ルーティーンを固めておく」ことは待ちチョロを防ぐ上で非常に重要です。
あなたの中で、クラブを握ってからショットを打ち終わるまでの一連の流れ(ルーティーン)がしっかりと身に付いていると、どんなに待ち時間が長かろうが左右されずに自分のリズムを維持することができます。
ひとつひとつのショットをひとつひとつ完結させることで、前後のプレーは関係なく良いショットを積み重ねることができ、結果として良いスコアにもつなげることができます。
普段の練習でもただ打つだけの練習にならずに、クラブを手に取って構えてスイングする、という流れを緊張感を持って繰り返し練習することがとても大切です。
コースの待ち時間はもう怖くない!待ちチョロ予防で安定したショットを打とう
今回は、ラウンド中の待ち時間にリズムが崩れてミスしてしまう「待ちチョロ」の対策についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
今までなんとなく過ごしていた順番待ちの時間をぜひ有効活用して、待ち時間の長さに左右されることなくリズムを崩さずに安定したプレーを続けていけるよう心掛けてみてくださいね!
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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