ゴルフを趣味として始めたいと考えている方は多いのではないでしょうか。ゴルフは老若男女が楽しめるスポーツなので、何歳でも始めるのに遅いということはありません。
今回は初心者のためのゴルフの楽しみ方を紹介します。初心者がゴルフを始めるのに必要なアイテムや最低限知っておきたいルールも解説しますので、これからゴルフを始める方はぜひ参考にしてください。
初心者のためのゴルフの楽しみ方
今回は初めてのゴルフコースを初心者なりに楽しめる方法を説明していきます。
ゴルフというスポーツは非常にいろいろなマナーとルールがあり、使うクラブも最多で14本あります。
さらに、ゴルフコースは世界中に多くの数があり、毎回のようにラウンドするコースが変わります。
さらに同じゴルフコースでも、ティーグラウンド・ショットのライ・グリーンの速さ、固さ・グリーンのピンポジションなどが同じ時はほとんど無いと言えるほど毎回変化していきます。
これらを意識しながら、さらにラウンドのスピードも慣れている人に付いていかなくてはなりません。
そんなゴルフを最初に味わうと
- ゴルフってこんなに忙しいスポーツなんだ・・・
- 走ってた記憶しか無い・・・
- 景色を楽しむ余裕なんて無い・・・
- 慣れてないからどこに注意したらいいかよくわからない
- 気を使うし疲れる・・・
などと思ってしまうでしょう。
ですが、ちゃんと初心者でも、初めてのゴルフでも楽しめる方法はちゃんとあります。
最初から全てをうまく立ち回ろうなんて出来るわけありません。うまく優先順位を付けて、出来ることと出来ないことをはっきりとさせておくことが大切です。
やること、やるべきこと、やらなきゃいけないこと。
これら意識してみましょう。
ゴルフを楽しむために必要なアイテム
最初は打ちっぱなしやスクールで練習するのであれば、ゴルフグローブと動きやすい服・靴があれば問題ありません。ゴルフグローブは打ちっぱなしでも売られていますが、自分のサイズに合ったものがいいので、ゴルフショップに足を運んでみましょう。また、ゴルフクラブのレンタルがある打ちっぱなしやスクールは多いです。いきなりクラブを購入してもいいのですが、ある程度打てるようになってからの方が自分に合ったクラブが選びやすくなります。
ゴルフコースでデビューするときは、ゴルフグローブに加えて、ゴルフクラブ・ボール・キャディバッグ・ゴルフシューズ・ティー・マーカー・グリーンフォーク・ゴルフウェア・ラウンドバッグ・ゴルフキャップなどが必要です。ゴルフウェアやキャップはマナーを守っていれば、普段から使っているものでも構いません。いきなり全て揃えるのは難しいという場合は、一番お金のかかるゴルフクラブをレンタルするといいでしょう。
初のゴルフグランドは全てをこなそうとしない
簡単に言うと、初心者の方はすべてのホールで最初から最後まで完全にホールアウトしなくても良いと考えています。レッスンプロとしてラウンドレッスンしていても、全てのコースでホールアウトすると、逆に練習にならなかったりします。確かに少しでも打ったり、スイングしたりした方が経験値になるという考え方もあるでしょう。
しかし、初心者や初めての方には、経験値より負担の方が大きくなってしまうんです。
初心者の内は出来るところだけ頑張りましょう。むりやり経験者に合わせてこなす必要はありません。無理なら「このホールはギブアップして、次のホール頑張ります」と堂々と言いましょう。
ゴルフ初心者の内はグリーンでどんどんOKをもらおう!
ゴルフのグリーンにおいて【OK】といとてもポピュラーで、競技でも無い限り使わない人はいないというほどのローカルルールがあります。
簡単に説明すると1グリップ(パターを持つ所)分の距離を「打った」と仮定してもらい、拾い上げてしまってもいいというローカルルールです。
具体的に説明します。
5打目でそのホールのカップ周り(1グリップ以内)に行ったとします。その時に同伴競技者(一緒にプレーしている人)が「OK!」と言ったら「パットを打って入った」と仮定して、パットせずに拾い上げてしまっていいのです。その際のスコアは「6」となるわけです。
このローカルルールはどんどん使いましょう!そしてこのOKの幅は初心者の内はかなり大きくしてしまっても構いません。
初心者の集まったコンペなどでは、
【3パット(3回パットを打つこと)以上パットした人は、残り距離がどんなに残っていても、プレー進行優先でOKを使ってください。】などの独自のルールを使うコンペも多いんです。
初心者の内はどんどん甘えましょう。
慣れていないゴルフグラウンドでも自分の楽しめる箇所を見つけよう
ゴルフというスポーツは、自然の中で毎回のように
- 違うコース
- 違う人
- 違う天気
- 違う季節
- 違う食事
- 違うお風呂や温泉
を楽しめるスポーツです。
しかし、これだけの内容を初心者の内から全て楽しもうとするなんて不可能に近いんです。
そのため、自分が初心者としてでも楽しめるポイントを、少しでいいから見つけることがとても大事なんです!
スコア&飛距離至上主義?
ゴルフにハマると、みんな上達しようと練習場に足しげく通ったり、コースに頻繁に行ったりするようになりますよね。
ゴルフ雑誌を読み漁り、新しいギアが出ると試打会とかに行ったり・・・。でも、ちょっと待ってください! 上達すること以外の楽しみ方っていうのもあるんです。
まず、上達すると、やはり自分の腕と同じくらいの人と多く回るようになりがちです。そうすると、ハマった人達同士のサークルになりがちです。共通する価値観で集まりやすいのは世の中の常ですが、そうすると初心者とか、これからゴルフを始めようとする人たちとの間に距離ができてしまう傾向があります。
老若男女、上手い下手かかわらず一緒に楽しめるのが、アマチュアとして楽しいところですが、どうしても「スコア&飛距離」あたりに目的を置きがちになるのは、日本人の成績主義が見え隠れしてるんじゃないでしょうか?
外国人ゴルファーの話で「日本人は、すぐ練習してきて上達しちゃうから面白くない!」という話も聞いたことがあります。
出来高主義にハマると、会社の生産性を上げることと同じように真面目に取り組んでしまう、日本人の性質を見事に言い当てているような気がします。
ハザードをハザードとして遊ぶ
ある程度のスコアと、進行に影響を及ぼすプレーや「フォア~~~」となるショットが少なくなったら、上達志向は一旦停止する! というのもオツな楽しみ方なのかもしれませんよ!
適度に曲がるくらいのほうが、池やクロスバンカー、林などのトラブルに入ります。そして、そこからメンタルでめげないで、次のショットに挑む! など、せっかくゴルフ場が用意してくれているハザードも楽しまなくちゃ損です! 上手くなってウェッジのショットが上達すると、グリーン周りのハザードも一気に上から飛び越えてしまうので、ハザードではなくなります。
ですが、「二本オープン(クラブ2本でラウンドする競技)」だと、7番アイアンでバンカー越えアプローチになったり、バンカーショットをしなくちゃならなくなるので、上級者にとっても、ハザードがハザードになります。
それに加え、上級者になると後ろのティー(バックティー)から周りたがるようになりますが、白ティーから然るべきポジションに、飛ばし過ぎないクラブで打っていくというゴルフも、本来のコースマネージメントを知る上でも大切です。
そこから古いパーシモンのドライバーと糸巻きボールで「昭和ゴルフ」をタイムマシン気分で行ったりしていて、けっこう楽しいです。
遊びを極める
結果第一主義もいいですけど、遊び第一主義に路線変更すると、また違ったゴルフや、ゴルフ場の景色を愛でたり、コミュニケーションの幅が広がったりしますよ! ストロークプレーは、両手の指以上のオーバーパーを叩かない人のやるプレー方式だと思っているからです(ちなみに二本オープンはポイント制)。
どうでしょうか? ちょっとすぐには変えられない発想かもしれないけれど、こんなゴルフをしている人もいるのです。
まとめ
ゴルフは始める人も多いですが、楽しさを感じる前に挫折してしまう人も多いです。だからこそ自分なりの楽しさを見つけておくことは大切です。今回紹介した楽しみ方を参考に、プレーする以外の楽しみも見つけましょう。
ゴルフに行くときは、ゴルフ場の天気のほか、気温や降水確率を確認しておくのがおすすめです。ぜひ全国のゴルフ場の天気をチェックしてみてください。
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