こんにちは!エースガーデンのスタッフです!
ゴルフは、「アプローチとパター」であると聞いたことのある人も多いと思います。
いいライからしっかりとしたアプローチをしてボールをピンに寄せるためにも、アイアンは狙った距離をきっちり飛ばしていきたいところですよね。しかし、プロのショットのようなイメージを持っていても、実際はイメージよりも飛んでいない、というのがアマチュアゴルファーの“ゴルフあるある”です。
アマチュアだから……プロとは違うから……と,諦めないでください。アイアンが飛んでいないのには、しっかりとした原因がああるのです。その理由を知って、改善にしていきましょう!
【クラブ別】ゴルフの飛距離の目安とは
同じクラブを使っても、ゴルファーのスキルによって飛距離は大きく異なります。ゴルフの飛距離に関する知識を深めるために、まずは飛距離の目安や、自分の現在の立ち位置を確認しましょう。
自身の飛距離の目安を作る際のポイントは「80点のショットの飛距離」で設定することをオススメします。100点満点のナイスショットは1ラウンドに数回出るか出ないかといった場合も多いため、自分が許容できる程度のショットで、実際に出る回数が多い飛距離を自分のクラブの飛距離とするのがいいでしょう。
ユーティリティの飛距離の目安
ユーティリティはアイアンとフェアウェイウッドの飛距離を埋めるために使用されることが多いです。特に現在はアイアンを6番までしか入れず、ユーティリティを複数本入れるプロも増えています。
ロングアイアンと比較してボールが上がりやすくミスにも寛容であるため、アマチュアゴルファーも女子プロのセッティングを見習うのがおすすめです。
アイアンの飛距離の目安
アイアンで大切なポイントは「アイアンはグリーンを狙うクラブ」という意識です。
飛距離が伸びればそれだけ簡単な番手でグリーンを狙えますが、小さい番手で無理やり飛ばそうとして、ミスをしては本末転倒になります。そのため、自分の番手ごとの飛距離を正しく理解し、適切な番手でグリーンオンを狙うようにしましょう。
ウェッジの飛距離の目安
ウェッジもアイアンと同様に「寄せるクラブ」という意識が大切です。「1ヤードでも飛距離を伸ばす」といった考えでなく「自分が狙った距離を正確に打つ」といった意識を持てれば上達に繋がるでしょう。
ゴルフの飛距離の目安は番手だけで判断してはいけない
「ゴルフの飛距離は番手だけで判断してはいけない」点に注意が必要です。
現在は飛び系のアイアンが流行っており、従来と比較して「ストロングロフト」のクラブが増加しています。ストロングロフトとは、アイアンのロフト角が小さく設計されたクラブのことで、ロフトが立っている分飛距離も出やすくなっています。
中には7番アイアンのロフト角が25度といったモデルも発売されており、従来の33度〜36度と比較して8度以上異なることもあるのです。
はロフト角が8度違うと、飛距離は約20ヤードも異なります。その結果、同じ番手のアイアンであってもモデルによっては大きく飛距離の目安が変動してきます。
そのため、番手だけでなくロフト角にも着目して、自分の中の飛距離の目安を作っていきましょう。
ゴルフで飛距離アップするための3つの要因
ゴルフの飛距離に関係する要因は大きく「ミート率」「ヘッドスピード」の2つです。これらの指数を高めることで、全体の飛距離アップを実現できます。
また、スイングを変えなくてもクラブを変えることで飛距離アップが実現できるケースも少なくありません。
ここでは、それぞれを詳しく解説していきます。
ミート率
ゴルフの「ミート率」とは、ボールスピードをヘッドスピードで割った値です。高い方が良い値とされており、アマチュアゴルファーの場合、1.3前半から1.4程度が理想です。
ミート率が高いと、クラブの力を効率良くボールに伝えられていることを表します。
ミート率を上げるために最も重要な点が「ボールを芯で打つ」です。ボールを芯で打てればミート率は上がり、上下左右へのミスも減少するため、スコアアップに大きく近付くでしょう。
ハーフショットでミート率を向上
ミート率を上げるためのおすすめのドリルに「ハーフショット」があります。ハーフショットとは、フルショットの半分程度の大きさのスイングでボールを打つことです。
ハーフショットを繰り返すことで、余計な身体の動きを抑えたスイングが身に付き、ボールを芯で捕える感覚が習得できます。また、インパクトゾーンのヘッドの軌道も安定し、方向性の向上にも繋がります。
ハーフショットはプロや上級者も取り入れているトレーニングのため、継続して練習に組み込みましょう。
ヘッドスピード
「ヘッドスピード」とは、クラブのスイングスピードのことです。ヘッドスピードが速いと、それだけボールに強い力を加えることができるため、飛距離アップに繋がります。
男性のアマチュアゴルファーの平均は38m/s〜43m/sと言われています。一方で女性の場合は33m/s前後です。
しかし、ヘッドスピードが上がれば必ず飛距離も上がるとは限りません。ヘッドスピードに重きを置くあまり、スイングが崩れ、ミート率が低下するケースもあるためです。
そのため、飛距離アップを狙う場合は、まずはミート率の向上を意識するのがおすすめです。
アライメントスティックを力強く振ってヘッドスピードアップ
ヘッドスピードを上げるおすすめのドリルが「アライメントスティックで素振り」です。アライメントスティックとは、ヘッドを抜いたシャフトのような棒のことです。
アライメントスティックを力強く振ることで、身体と脳が速いスイングスピードの感覚を覚えます。その後、通常のドライバーのフルスイングと交互に素振りをすると、徐々にスイングする力が習得できるでしょう。
アライメントスティックは他にも、フォームの矯正や方向性の確認なども可能な練習器具です。多くのプロゴルファーも採用しており、2〜3本持っていると非常に便利です。
力んだスイングはNG
ヘッドスピードを上げるために、力任せにクラブを振る方がいますが、これはNGな例です。
まず、力んだスイングをしてもヘッドスピードが上がらないケースが多いです。ヘッドスピードを上げるには、身体の回転とクラブの遠心力を十分に使用することが重要です。
また、力みが入るとミート率が下がり、左右へのミスも増加するため、飛距離やスコアメイクの観点からも推奨しません。
ヘッドスピードは急に上がるものではないため、日々の練習にドリルを組み込み、少しずつ速くしていきましょう。
ゴルフ初心者はどの飛距離を目指すべき?
全くゴルフをしたことがない人がショットを打つと「飛ばない人」の飛距離を出すことも難しいです。まずは安定して「飛ばない人」の目安の飛距離を出せるようになると、スコアメイクがしやすいですし、自分にどのクラブが必要なのかも判断できるようになります。
すでに「飛ばない人」の目安を超えている場合は、平均を目指しましょう。自分がどのくらいの飛距離を出せているかは、ゴルフ用のレーザー測定器やGPS測定器を使えばわかります。
ラウンド中に測定器を使って距離を測ってみてください。距離を測るときはスロープレーにならないように気をつけましょう。
ラウンドで自分の平均飛距離を測ってみよう
クラブの番手ごとの飛距離はあくまで目安であり「この番手だからこの距離が飛ばせる」と思うのではなく、自分の平均飛距離を知ることがスコアアップの鍵です。
その上で、番手ごとの目安の距離が飛ばせるように、スイングを見直して練習を重ねましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
また、ゴルフは新しい仲間との出会いや、大自然とのふれ合いも魅力です。
ぜひ、エースガーデンに遊びにきてくださいね。
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