こんにちは。
エースガーデンスタッフです。
いつもゴルフの練習を頑張っている方ほど、ちょっとした拍子に腰や背中などの身体の要所を痛めてしまいがち。
日頃の運動不足を解消したいと思って打ちっぱなしに行っているのに、気づいたら何百球も打ってしまう・・
隣の打席の方がガンガン飛ばしていると、自分もつい張り合ってリキんでしまう・・
ゴルフ初心者の方でも、キャリアのある方でも、そんな経験ありませんか?
せっかくストレス発散も兼ねてゴルフを楽しんでいるのに、身体を痛めてしまうのは本末転倒ですね。
そうならないためにも、身体の痛みの予防や改善をしておきたいですよね。
「身体を痛める」と言われて思いつくのは腰と背中。
今回は、その中でも背中の「痛みの原因」と「改善方法」について説明していきます。
正しいフォームで打とうとすると背中が痛い!?
ゴルフのショットを上達させるためには、背筋で打つことが重要なことをご存じですか?
ですが、ゴルフスイングに慣れていない初心者の方の場合、正しいフォームを窮屈に感じて無意識に背筋を丸めてしまっていることが多いんです。
ゴルフのスイングのように腕を大きく動かすような動作の場合、肩甲骨が動きますよね。
それと同時に、背骨と肋骨、背中の筋肉も動きます。
でも、普段の疲れや利き手の影響で身体の動きが偏ったりして、それぞれの筋肉が硬くなったり歪んだりしてしまい、背中が痛くなってしまうんです。
特に〇〇の人は背中の痛みに要注意!?
では、背中が痛くならないようにするためにはどういったことに気をつければいいのでしょうか。
実は、普段猫背の人は姿勢のいい人よりも背中の筋肉が常に左右に引っ張られているんです。
その場合、背中の中でも主に肩甲骨の動きが悪くなりやすいので要注意なんです!
人の身体は丸くなろうとする力があるため、背中を丸めたほうが楽に感じる場合が多いと言われています。
普段の生活を思い出してみてください。
例えば、食事をするときやデスクワークなどの座り姿勢が続く場合。
はじめのうちは、背もたれに背中を預けずにお腹に力を入れていい姿勢を保っていたとしても、いつの間にか背中が丸まっていたり・・
それ以外にも、こんな時に背中が丸まりがちです。
- 電車を待っている間に立っている姿勢
- 歩いている時
- 台所で料理をしている時 など
こんなとき、背筋を伸ばした姿勢をキープするのは意識しないとなかなか難しいですよね。
実は人間は、生活の中でほとんどの作業を身体の前側で行っているんですよ。
身体の後ろ側で何かを行うことはほとんどないですよね。
身体の前側で何かしら動いている時に使われているのが、大胸筋という胸の筋肉。
その筋肉が、日常生活の中で前屈みに丸くなる状態が「猫背」と言われている状態なんです。
その「猫背」になってしまうために、大胸筋が凝り固まってしまうというわけです。
背中が痛くなる人は〇〇が悪いのが原因!?
他にも、ゴルフ初心者に多いのが「力まかせにクラブを振っている」こと。
初心者であればあるほど、上半身に力が入っているんですよね。
そのため、最初は腕が筋肉痛になるんです。
普段から運動をしていない人なら、ゴルフをやったあとに腕が筋肉痛になるのは当たり前。
ゴルフは野球やテニスなどと同じように道具を使ってボールを打つスポーツだからです。
なので、打てば打つほど腕が筋肉痛になるのは間違いではありません。
でも本当は、「腕が筋肉痛になる」のは正しいスイングが出来ていないということなのをご存じですか?
正しいスイングが出来ている状態というのは、「下半身をしっかり使って、特定の部分に力を入れることなく、身体全体でバランスよく振ること」なんです。
実はゴルフをすると背中が痛くなる人は、スイングのバランスが悪い可能性が高いんです。
ゴルフのスイングをするときは、下半身が主導して、つられて上半身が動き出します。
この動作が上手く出来てないと背中に負担がかかってしまい、痛くなってしまいます。
また、股関節が硬い人も、下半身の動きを背中の筋肉を伸ばすことで補っているので背中に負担がかかりやすくなってしまいます。
腹筋が弱い方も、背中を頼りがちになってしまいます。これも背中を痛める原因となります。
背中の痛み、改善するにはストレッチ!
特に猫背の方にとっては強敵な背中の痛み。
背中を痛めないためには、適度なストレッチを行うことが大切です。
ですが、いくら「ストレッチが大切」とわかっていてもなかなか毎日は続けられないもの。
そこで、ストレッチをやる前に自分の背中の柔らかさを確認してみましょう。
まずは、肩の柔軟性チェック!
背中の痛みを予防するには、肩甲骨をスムーズに動かせることも大切です。
そこで、まずは肩の柔軟性からチェックしてみましょう!
まず最初に、右腕を上から、左腕を下から背中に回してみてください。
背中側で両手が握手できますか?
これを左右逆にして、同じことをしてみてください。
もしどちらかやりにくいほうがあるなら、そちらを基準に考えてみてください。
さて、あなたはどれに当てはまりますか?
- 両指が組める
- 指先が触れるくらいなら出来る
- あと5センチくらいで届く
- あと10センチくらいで届きそう
- 10センチ以上離れている
次は、背中の柔軟性チェック!
肩の柔軟性チェックができたら、次はいよいよ背中の柔軟性チェックです。
まず、うつぶせの状態で両手の手のひらを胸の下に置きます。
足を揃えて伸ばした状態で、肘を伸ばしながら上半身を上に反らせて、目線を後ろに持っていきます。
無理せず、動かせる範囲で行ってください。
そのとき、以下のどれに当てはまるか確認してみましょう。
- 30秒以上、無理なく目線を後ろにキープできる
- 20秒、目線を後方にキープできる
- 10秒までならできる
- 状態をキープして、目線は真上にできる
- 目線を上にするだけで精一杯
いかがですか?
肩と背中、どちらも3.~5.の項目に当てはまる方は・・
- 背中側の筋肉が硬くなっている
- 上肢の筋肉の緊張度合いが左右で偏っている
この可能性が高いと考えられます。
では、これを改善するためにストレッチをやってみましょう!
普段から少しずつやっておきたい「背中のストレッチ」
背中の痛みを予防するには、肩甲骨をスムーズに動かせることが大切です。
実は、肩甲骨がなめらかに動くと、猫背の解消にも繋がるんですよ!
そして、それと同時に肩こりも軽減するので頭もすっきり!
ゴルフをされる方だけでなく、普段から肩こりに悩む方にもぜひおすすめしたいストレッチです!
肩こりも解消できる!猫背を解消するストレッチ
- 手の甲を合わせて、肩の高さで両腕を前に伸ばす
- 高さをキープして、両腕を後方へまわす
- 止まったところで拳を握りしめ、肘を曲げて腕を身体へ引き寄せる
※上体がふらふらしないように注意しながらやってみてください
肩甲骨の可動域を広げるストレッチ
- 身体をまっすぐ背筋を伸ばして立つ
- 両手を頭の後ろで組み、手は組んだままで右肘をゆっくり下げて5秒キープする
- 両手を頭の後ろに戻し、左肘も同じようにゆっくり下げて5秒キープする
※肘を下げるときに、上体が左右に傾かないように身体をまっすぐ上に伸ばして立つようにしてください
上のストレッチをやることで身体に負担がかかりそうな方は、
- 両腕を頭の上に伸ばしてゆっくりと肘を肩甲骨に寄せながら外側に回す
この動きだけでも、痛みの改善に繋がります。
軽いストレッチをすることが、身体の痛みの改善に繋がります。
くれぐれもやりすぎは禁物ですよ!
痛いと感じたら無理はしないでくださいね!
なお、ゴルフをしていて背中だけでなく胸が痛くなる方もいるとか。
心当たりのある方は、こんな記事も読んでみてくださいね!
まとめ
ここまで、ゴルフをすると背中が痛くなる原因と改善のためのストレッチ方法をお伝えしてきました。
ストレッチは、無理をしすぎるとかえって痛めたところが悪化してしまう可能性もあります。
例えば、背筋を痛めたまま練習をしていて、痛みが治まらず病院に行ったら疲労骨折だったという例もあるんですよ!
少し休んでも痛みが続くなら、無理せず病院で診てもらうことをお勧めします。
ケガに用心して、長くゴルフを楽しみたいものですね。
少しずつでもいいので負荷に強くなるストレッチを行って、背中のケガを予防しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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