こんにちは。
エースガーデンスタッフです。
ゴルフを始めたばかりの頃は、スイングやコース戦略だけでなく、ルールやマナーなどスキル以外にも覚えることがたくさんで大変ですよね。
その中でも、「スコアの付け方が分からない…」「スコアカードの書き方に不安がある…」といったスコアに関しての悩みを、初心者ゴルファーの方から多く聴くことがあります。
ゴルフをプレーするにあたって、スコアは自分でつけていかないといけないものですし、スコアカードも自分で書いていかないといけないものです。
分からなければ一緒にゴルフをしている人に聴けばいいかもしれませんが、できることなら自分でスムーズにできるようにしたいですよね。
そこで今回は、スコアの付け方や、スコアカードの書き方についてお伝えしていきます。
ゴルフのスコアとは?
まずはゴルフのスコアの基本的な仕組みについて解説していきます。
ゴルフは「紳士のスポーツ」であることから、不正をする犯す人はいないという前提に行なわれております。
このことから、審判が存在せず、スコアは全て自分で管理し、自己申告となります。間違えず管理し、ゴルフを楽しむためにも、しっかり理解しておきましょう。
ゴルフのスコアは打数+ペナルティー
ゴルフのスコアは、打数にペナルティー(打罰数)を加えたもので決められ、そのスコアが少ない人が勝利となります。
ゴルフコースには基本的に全部で18ホールあります。(中には27、36ホールあるゴルフ場もあります。)
18ホールを周り、合計スコアの少なさを競い合うのですが、各ホールには規定打数というものがあります。この規定打数を目標として、ゴルファーはプレーをするようになります。
しかし特定のことをしたりするとペナルティーが加算されてしまい、不利になってしまうのです。ペナルティーの加算の内容については後ほどお伝え致します。
スコアの呼び方
ゴルフにはスコアにも呼び方があります。規定打数からいくつ離れているかで呼び方が変わるので、これは理解しておきましょう。
前述したように、ゴルフはホールによって規定打数が定められています。
おおよそですが、距離の短いコースであれば規定打数が3打、距離の長いコースであれば規定打数が5打といったことが多いでしょう。この規定打数を基準にし、打数に呼び方がつきます。
+3打 | トリプルボギー |
+2打 | ダブルボギー |
+1打 | ボギー |
±0打 | パー |
-1打 | バーディ |
-2打 | イーグル |
-3打より少ない | アルバトロス |
1打でカップイン | ホールインワン |
ペナルティーになってしまうケース
次に、ゴルフでペナルティーが課せられる種類についてお伝え致します。
これらの行為を行ってしまった場合は、打数に加算してスコアとして申告しないといけないので、気をつけましょう。
1打ペナルティーになるケース
1打ペナルティーになるケースはこちらです。
OB
池ポチャ
ロストボール
OB
OBとは、プレーの区域外にボールが飛んでいってしまったときのことを言います。
ティーショットがOBになった場合、1打ペナルティーを加えて、3打目としてティーショットを打つようになります。それ以外の、セカンドショット以降OBになった場合は、1打ペナルティーを加えた後、ボールを打った場所の近くから打つことになります。
池ポチャ
池ポチャになってしまった場合も1打ペナルティーとなります。
池ポチャになった場合は、その後のショットを以下の3つから選ぶようになります。
- 元の位置に戻って打ち直す
- ボールが池を横切ったと思われる地点とピンを結んだ後方線上の地点を基点にし、その後方線上で打つ
- ボールが池を横切ったと思われる地点とピンを結んだ後方線上の地点を基点にし、その周辺でドロップして打つ
ロストボール
ロストボールとはボールをなくしてしまうことを言います。
ボールを探せる時間は3分間で定められており、時間内に見つからなかった場合、ロストボールとなり、1打ペナルティーとなります。
ロストボールとなった場合は、ボールを打った場所まで戻り、再度打ち直しとなります。
2打ペナルティーになるケース
2打ペナルティーになるケースはこちらです。
バンカー内の砂にクラブが触れてしまう
プレイング4を適用
バンカー内の砂にクラブが触れてしまう
バンカーに入ったボールを打つ際に、素振りをしてクラブが砂に触れてしまうと2打ペナルティーになってしまいます。また、手で砂を触るのも同じく2打ペナルティーになってしまいます。気を付けていれば防げるミスなので、意識しておきましょう。
プレイング4を適用
プレイング4とは、用意されている特設ティーから4打目として打つことです。
ティーショットでOBが頻発するコースの場合、特設ティーという場所が設けられていることがあり、特設ティーからOBを打ち直すことを選択できます。
初心者の時には、何度もOBとなってしまうことも多いので、プレイング4を選択した方がスコアアップすることもあります。「2打増えてしまうから…」ということだけで選択を辞めるのではなく、その時に状況を見極めて活用することも大切です。
スコアカードの基本知識
スコアについて基本知識がついたところで、次はスコアカードの基本的な知識、書き方についてお伝え致します。
先程のスコアの基本知識を理解しておけばそれほど難しいものではありません。しっかり身に付けて、ゴルフを楽しみましょう。
スコアカードはどこで手に入れればいい?
スコアカードは多くの場合フロントか、もしくはスタート室においてあるのでご安心ください。または、当日自分が使うロッカー番号が書かれたスコアカードホルダーが渡される場合もあります。スコアカードと鉛筆がロッカーキーのホルダーと一緒になっていることもあります。
スコアカードに最初から書かれていること
スコアカードに最初から書かれていることについても理解を深めておきましょう。英語で書いている場合もありますので、併せてチェックしておくと良いでしょう。
ホールの番号(HOLE)
前述したように、ゴルフのコースは1~18番までのホールがあり、それぞれ番号が振られています。
ここで注意しておきたいのが、ゴルフ場のホールにはアウトコースとインコースの2種類があります。
1~9番までをアウトコース、10~18番をインコースと呼びます。
ゴルフではアウトコースからではなく、インコースからスタートする場合もあります。その場合、10番ホールから書き込むようになるので、記入の際には気を付けて下さい。
規定打数(PAR)
ホールごとに決められた規定打数について書かれています。規定打数とは、そのホールで目標となる打数のことです。
初心者で規定打数をクリアできることは少ないので、もし規定打数に達していなくてもそれほど心配せずにゴルフを楽しみましょう。
ホールの距離(Yardage)
ホールの距離というのは、1打数目を打つところからグリーン手前もしくはカップまでの距離について書かれています。
ゴルフの距離の単位は「ヤード(yard)」と言うことから、「距離」のことは「ヤーデージ(yardage)」と言われます。
スコアカードの書き方
準備ができれば実際にコースに出ます。次はコースに出てスコアカードに書くべきことについてお伝えしていきます。
プレー前
日付、自分の名前
まず日付や自分の名前、競技名をそれぞれ書きましょう。
また、スコアカードはその他にも自分の名前を書く場所と、同伴したプレーヤーの名前を書く場所があるので、忘れずに書きましょう。
同伴メンバーの名前
ゴルフのスコアカードには記入欄が4名分ありますので、基本、自分以外の同伴プレーヤーの名前も書いていきましょう。
また、自らのスコアだけでなく、同伴プレーヤーのスコアも記入しましょう。
名前を書く順番ですが、1番上に自分の名前を書き、それ以降の順序は、会社のコンペの場合は年功序列か役職順で書くのがマナーです。
プレー中
自分と同伴プレーヤーの打数
プレー中は各ホールで全員がホールアウトするごとに、自分と同伴プレーヤーの打数を書いていきましょう。
打数を書くマスは2つにわかれており、左には打数を、右側にはパット数を記入するようになっているものが基本的です。
スコアの記入は正確に行いましょう。ゴルフでは審判がいないのでプレーヤー全員の打数を書いて、同伴プレーヤーと共にスコアが合っているか確かめていきます。
プライベートでゴルフをする分には大丈夫ではありますが、公式の試合などでは、スコアを過少申告すると失格になってしまう場合があります。過大申告するとそのスコアがそのまま自分のスコアになります。落ち着いて、正確に記載をしていきましょう。
プレー後
アウトコース、インコースの合計打数
前述したように、ゴルフのコースは2種類に分かれており、1~9番までのホールをアウトコース、10~18番のホールをインコースと呼びます。
スコアカードの9番と18番ホールの末尾に、各コースの合計を書く欄があります。
各コースのスコアを正確に書くようにしましょう。
ハンディキャップ数
ハンディキャップがある場合は、ハンディキャップ数も記入しましょう。
トータルスコアからハンデの数を引いた数で競いあいます。
最近では新ペリア方式が行われることが多いです。
ハンデ用の隠しホールが12ホール設定され、その12ホールの合計スコアに1.5を掛けたものから、0.8で割ったものが、ハンディキャップ数になります。
理解して、しっかりゴルフを楽しもう
今回は、スコアの付け方や、スコアカードの書き方についてお伝えしていきます。
初心者ゴルファーのうちは、分からないことだらけで不安も多いと思います。
しかし、スコアに関しての基本を知ることで、少しでも不安が解消され、ゴルフを楽しむきっかけになるでしょう。
少しずつでも大丈夫ですので、ゴルフの知識を身に付けていき、心からゴルフを楽しみましょう。
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それでは本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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