こんにちは。
エースガーデンスタッフです。
ゴルフの1ラウンドは18ホールをトータルで4~5時間掛けてプレーする際、移動にはカートを使用することがほとんどですよね。
しかし、18ホールは歩くとどのくらいの距離があるのか、どのくらいの歩数になるのか、ダイエットになるのか、気になったことはありませんか?
今回は、1ラウンドを歩いて回ったときにどのくらいの距離を歩くことになるのか、その距離を歩くことでどのくらいの消費カロリーになるのか、効果的な歩き方についてお伝えしていきたいと思います。
ゴルフコース(1ラウンド18H)は平均距離で6,200ヤード
ゴルフコース1ラウンドの平均距離はおおよそ6,200ヤードです。
1ヤード約0.9mなので、およそ5.6㎞程の距離になります。
しかし、この距離あくまでも直線距離なので、実際に道のりはもっと長く、実際に歩く距離は8~10km程になると言われています。
つまり、カートを使用せずに徒歩で移動するとなるとプレーしながら10㎞近く歩くことになります。
普段、運動のためにウォーキングをすると言ってもなかなか10キロ歩くということは難しい方も多いと思います。
18ホール徒歩移動で1ラウンドの消費カロリーは『約600~900kcal』!
18Hをすべて回るには4~5時間掛かりますが、すべて徒歩で移動した場合の距離が約8~10kmとなります。
歩数で言えば、ホールとホールの移動だけでなく諸々の小さな移動(ボールの位置までの移動など)を含めて1ラウンドで25,000~30,000歩程度になると言われています。
その場合、個々の体重によっても多少前後しますしコースの勾配具合によっても変わってきますが、移動だけの消費カロリーは「約400~600kcal」となります。
ラウンドではスイングなどの動作でもカロリーを大きく消費します。
ちなみに、スイングのエネルギー消費量は1打でおよそ1~1.2kcal程度です。
素振りでも同程度のエネルギー消費量になります。
移動以外のスイングなどによる平均消費カロリーは約200~300kcalと言われており、ラウンドでカートを移動時に使用せずに徒歩で移動しながらプレーした場合、『約600~900kcal』を消費することになります。
多くて1000kcal近く消費することになる徒歩移動でのラウンドですが、これは2時間ジョギングしたときと同程度の消費カロリーになると言われています。
2時間のジョギングは辛いけど、5~6時間のコースなら苦なく楽しめる、という方も多いのではないでしょうか。
楽しみながらエネルギーも消費してダイエットにもつなげることができることはとても嬉しいですよね。
ラウンド時の徒歩移動で痩せる?ダイエット効果は期待できる?
ゴルフはダイエット効果が高いと言われていますが、せっかくなら効果的にダイエットにつなげることができたら嬉しいですよね。
ラウンドを徒歩で回る際に何も意識せずダラダラ歩くのではなく、ちょっとしたことを意識してプレーするだけでダイエットの効果も大きく変わってきます。
では、どんなことを意識してコースを回ると良いのでしょうか。
・速足で歩く
速足で歩くことで、より効果的にカロリー消費につなげることができます。
ゆっくり歩くよりも急ぎ足で歩くことで全身の筋肉に負荷を掛けることができ、脂肪燃焼効果が期待できます。
また、速足で歩くことはダイエット効果だけでなくプレーする上で大切な「プレーファスト」にも大きく関わります。
次のホールへの移動時など同伴者と会話をしながらゆっくりと歩いていても効果的にダイエット効果を得ることが難しくなるため、「プレーファスト」のためにも移動の際には意識して速足で歩くようにすると良いでしょう。
・大幅で歩く
歩く速度とともに、歩幅も大きくすることでエネルギーの消費量を増やし、身体の脂肪燃焼効果を高めることができます。
小さな歩幅で速足で歩くこともエネルギー消費にはつながりますが、より効果的に脂肪燃焼していきたい場合には歩幅を大きくすることが望ましいです。
歩幅を大きくして速足で歩くことは、移動を短時間で済ませることができるのでプレーをスムーズに進行することにもつながります。
・姿勢正しく歩く
キレイな姿勢を意識して歩くことで、効果的に筋肉を動かすことができます。
背筋を伸ばして腕を振って歩くように意識し、猫背になったり下を向きながら歩いたりしないようにしましょう。
移動時にカートを使った場合の消費カロリーは?
カートを使う場合には、4~5㎞程度まで歩く距離が縮まるため、移動の消費カロリーは半分程度の「200~300kcal」ほどになります。
これに、スイングなどの動作による消費カロリー200~300kcalを加えて『400~600kcal』程度になります。
徒歩で移動した場合とカートを利用した場合とで大きく消費カロリーに差がありますので、真夏の炎天下や天候不良時は18ホールを徒歩で移動し続けることが難しいですが、健康とダイエットのためには天候や体調をみながらできるだけ徒歩移動でラウンドを楽しむことができると良いですね。
とは言え、徒歩で移動するというのはカート移動よりも時間が掛かります。
初心者プレイヤーが多い日にはプレーだけでも時間が掛かることが多いため、「スロープレー」になって後続の組に迷惑を掛けてしまうことがないよう、18ホールを歩いて移動することで迷惑が掛からないかということもラウンドを始める前にしっかり判断しましょう。
ゴルフでカロリー消費しても食事には注意!
せっかく歩いてラウンドを回っても、ハーフが終わって休憩に入るとお腹が空いて高カロリーなランチをいただきたくなりますが、ダイエットにつなげたいのであればランチ選びにも留意する必要があります。
確かに、ラウンドを徒歩で回ることでエネルギー消費量は増えますが、「歩くからいいや」と安心してカロリーを気にせず食事を摂ることで、あっという間に摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまい、ダイエットにつながらなかった…ということにもなりません。
また、ラウンドが終わった後も「今日は歩いたから大丈夫!」と高カロリーの食事やお酒をたくさん摂ることで、1日かけて消費したカロリーは一瞬で消えていきます。
もちろん、”飲食を楽しむために頑張ったゴルフ”という方は良いのですが、ダイエットとしてラウンドを歩いて回ることで痩せたい、と考えている方は摂取カロリーが大きくならないよう食事の摂り方も意識しましょう。
効果的にエネルギーを消費しながら自然の中でラウンドを楽しもう
今回は、18ホールの距離や歩数、そして消費カロリーについてお伝えしてきました。
普段はカート移動が当たり前になっていた方も、自然を感じながらダイエットや健康のために徒歩移動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
天候や体調などをみて楽しく効果的にラウンドを回ることができるよう、ぜひ今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。
年齢を問わずに楽しみながらカロリーも消費して、とても健康的に運動することができるゴルフ、長く楽しく続けていくことができると良いですよね。
それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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