ゴルフクラブの選び方

ゴルフクラブにはどんな種類がある?用途別に徹底解説!

ゴルフクラブにはどんな種類がある?用途別に徹底解説!

こんにちは。エースガーデンです。

ゴルフ楽しんでいますか?

 

ゴルフを始めるときにやはり「自分のゴルフクラブを持ちたいと思いますよね。

もちろんレンタルでも十分できるけど…。

どうせなら自分に合ったクラブで練習したほうが上達もしやすいです。

 

しかしゴルフを始めたてだと

「ゴルフクラブって種類が多すぎ…え、何がどう違うの?」

と、戸惑ってしまいませんか?

ここでは

  • ゴルフクラブの種類を用途別紹介
  • 初心者がゴルフクラブをそろえるときに大事なこと

 

この2点をお伝えします。

ゴルフクラブは状況によって役割がまったく違います。

基本的なゴルフクラブの種類と用途の知識を頭に入れておきましょう。

自分だけのゴルフクラブを選ぶときに必ず役立ちます。

 

【用途別】ゴルフクラブの種類

 

ゴルフはいかに打数を抑えてホールを攻略する競技です。

自分のスイングやカップまでの距離、地形によって選ぶクラブは異なります。

 

そこで適したクラブを選ぶことが必要となります。

まずは一般的な戦略を立てるためにゴルフクラブの種類とどう使うのか知っておきましょう。

 

そのうえで正しいスイングをしたときにベストの飛距離を出せるクラブを選びます。

ウッドは飛距離をだしたい時に

ウッド系クラブはホールの序盤、距離を稼ぎたい時に使うクラブです。

ウッド系クラブには2種類あります。

  • ドライバー
  • FW(フェアウェイウッド

 

それぞれの種類と飛距離が以下の通りです。

 

種類 通称 飛距離
1W ドライバー 240yd
2W ブラッシー 230yd
3W スプーン 220yd
4W バッフィー 210yd
5W クリーク 200yd

 

番手が大きくなるほど飛距離が小さくなっています。

ロフトの角度が番手に従って大きくなっていくので、距離よりも上にあげる特性が強いということです。

では細かく見ていきましょう。

  • ドライバー

別名1番ウッドと呼ばれます。

引用:amazon

ティーイングエリアから打つ第1打に使うクラブです。

 

シャフト(柄)が長くヘッドの部分が大きいため、振り下ろしたときのヘッドスピードが速くなります。

加えて最もロフト角が小さく、フェース(ボールに当たる面)が打つ方向にまっすぐ向いている状態です。

 

このために上に打ち上げるのではなく前に飛距離を出す用途を果たします。

半面、シャフトの部分が長いということは、なかなかうまく自分の意志通りに扱いづらいということ。

 

初心者の方はティーショットでもドライバーではなくアイアンなどを使ったほうがいいでしょう。

 

  • フェアウェイウッド

フェアウェイウッド(FW)は、フェアウェイ(地面)から長距離を打つためのクラブです

 

引用:amazon

 

主にドライバーで打った後の2打目に使います。

ドライバーと違いただ飛距離を出すというより、長距離をある程度狙って打つという役割ですね。

飛距離・コントロールの点で、ショートホールなどでは1打目に使うこともあります。

 

特徴としてはシャフトがドライバーの次に長く長距離を打ちやすいことです。

そしてドライバーの次にロフト角が小さく重心が深めなことも特徴。

したがってロフトのわりにボールが上がりやすく、高弾道でキャリーが出しやすくなります。

 

さらにソール(ヘッドの地面に当たる部分)が広めなのも特徴です。

打つ前にクラブが地面に当たっても芝の上を滑ってくれて、ミスにつながりにくくなります。

 

補足 ロフト角とは
打面の角度のこと。
引用:ミズノお客様センター

FWの場合は番手が大きいほどロフトが大きく、ボールが上がりやすくなる。
番手が小さいほどロフトは小さく、打ち上げるより距離が出る。
ユーティリティやウェッジに関しては番手表記がないためロフト角で選ぶ。

 

ゴルフセットにもともと3Wが入っていることが多いですが、比較的打ちやすいのは5wです。

 

3Wはロフト角が小さく、地面から打つと打ち上げが足りず失速することが多いです。

ある程度ヘッドスピードや体力がある人でないと扱いにくいクラブ。

その点、5WはFWの中では比較的扱いやすく、距離も出しやすいです。

 

ただ、FWは選び方や打ち方が難しいところがあります。

ですので、初心者のうちは持っていなくても大丈夫です。

 

クラブの距離間隔がわかってくると、アイアンとの兼ね合いで必要になってきます。

その時に5W→3Wと増やしていきましょう。

アイアンはグリーンオンのためのクラブ

引用;MIZUNOSHOP

 

アイアンはホールの中盤、グリーンを狙うためのクラブです。

距離を飛ばすというより自分の狙ったところに狙った飛距離でボールを運ぶ戦略アイテムですね。

アイアンの番手と飛距離、ロフト角の関係は次の通りです。

 

種類 通称 飛距離 使う場面
1~4I ロングアイアン 190~210yd グリーンが遠いFW
5I マッシー 180yd グリーンが中距離のフェアウェイ
6I スペード・マッシー 172yd
7I マッシー・二ブリック 163yd
8I ピッチング・二ブリック 142yd グリーンオンアプローチ
9I 二ブリック 130yd

 

特徴としては重心が比較的浅く、ヘッドが扱いやすくボールにあてやすいこと。

グリーンオンのように目指した方向に打っていくことが優先されるからです。

 

これだけ種類が多いのは同じ方向でそれぞれの飛距離を打ち分けるためです。

飛距離というのはロフト角によって決まります。

FWと同じで番手が大きくなるほどシャフトは短く、ロフト角が大きくあがりやすいといえます。

 

特に大事なのはショートアイアンの7I~9I

グリーンまでのアプローチの際にはカギとなります。

なぜならいかに狙う方向に飛ばすかは短い飛距離をどう打ち分けるかにかかっているからです。

また、スイングの基本は7Iであり、初心者はいかに7Iを使いこなせるかがまずポイントとなります。

 

このアイアンショット次第では+1打、2打とスコアが増えてしまいます。

ですので、飛ばす練習だけでなくショートアイアンのアプローチを練習しておきましょう。

 

アイアンのヘッドには3つの形状があります。

  • マッスルバック

引用:楽天市場

上級者向きの難しいヘッドです。

  • 中空

引用:amazon

キャビティと見た目は変わりませんが、中身が空洞の作りです。

  • キャビティ

引用:MIZUNOSHOP

 

ボールが上がりやすくミスに強い、初心者におススメの形状です。

 

アイアンはゴルフクラブセットを買うともれなくまとめて入っています。

現在は5番・6番・7番・8番・9番とPW(ピッチングウェッジ)の6本セットパターンが多いです。

ユーティリティはアイアンとウッドのハイブリッド

ユーティリティは約30年前に出てきた種類のクラブです。

 

引用:MIZUNOSHOP

 

アイアンとFWをどう選ぶかは難しい問題です。

特に慣れていないうちはシャフトが長いクラブは扱いにくいです。

中でもロングアイアイアン(1I~4I)は扱いにくいためその代わりとして作られたのがユーティリティ。

ですから、FWとアイアンの短所を補い、長所を生かされています。

 

ユーティリティの特徴はアイアンより深くFWより浅い重心設計です。

そのためFWほどではないですが、アイアンよりボールが上がりやすい。

またFWより重心が浅いのでFWよりも前に強いボールが打ちやすいです。

弾道がそこまで高くはないので風に強くランが出ます

 

さらにFWとアイアンの短所もカバーするのがユーティリティのいいところ。

FWの難点はシャフトが長いためにボールにフェースをあてにくいこと。

その点ユーティリティはシャフトが短くなり打ちやすくなります

 

ユーティリティを選ぶときはFWとアイアンの飛距離の差を埋めていくようにします。

アイアンでは飛距離を打ち分けるためにそのロフト角に応じてしっかり打ち上げることが大切です。

 

しかし5Iが打ち上げられずに7Iと飛距離が同じになる、ということがままあります。

そういった場合に5Iの代わりにアイアンより重心が深いユーティリティを使うことになります。

 

ユーティリティを決めるポイントとしてはロフト角。

自分が持っているFWからアイアンまでのロフト角を並べたときに、その合間を埋めるようにします

Fwが18°、次が5Iで25°だとすると21°と23°のユーティリティを追加するといった感じですね。

 

アイアンが得意な場合はユーティリティ多めに。

ドライバーが得意な場合はFWを多めにセッティングするとバランスがいいでしょう。

ウェッジは距離より打ち上げのアプローチに

ウェッジはアイアンの一種で、中でもロフト角が大きいクラブです。

距離を稼ぐよりはふわっと打ち上げ、グリーン周りの短いアプローチやバンカーショットに使います。

また、扱いやすいので芝が深いラフなど状況が悪いときにも使います。

 

ショートゲームは最も精神的に揺さぶりをかけられやすい状況です。

それゆえに、グリーンに乗せる局面ではより細かに打ち分けるウェッジの選び方が大事です

 

ウェッジには3種類あります。

  • PW(ピッチングウェッジ)
  • AW(アプローチウェッジ)
  • SW(サンドウェッジ)

 

PW

引用:amazon

PWはランニングアプローチで転がすときに使います。

 

AW

引用:amazon

 

SWはバンカーから抜け出すためのもの。

 

SW

引用:amazon

SWはバンカーから抜け出すためのものです。

 

ウェッジの区別の仕方はロフト角で決まります。

アイアンのように数字表記がないので、ヘッドの数字を見て判断します。

 

ウェッジの種類 ロフト角 フルショットの飛距離
PW(ピッチングウェッジ) 44°~48° 100yd
SW(サンドウェッジ) 56°~58° 80yd
AW(アプローチウェッジ) 49°~53° 90yd

 

PWは一般的にアイアンとセットになっていますが、他のウェッジは単品でそろえることがほとんどです。

少なくともウェッジの中でもSWはバンカーから抜け出すために必須です

ですので、PWとSWの間をさらにAWなどで打ち分けるということになります。

パターはグリーン上で使える唯一の武器

パターはグリーンに乗せたボールをカップインさせるために使います。

 

「グリーンに乗せてからどれだけ少ないパット数でホールアウトできるか」

ゴルフのスコアはそこに左右されると言っても過言ではありません。

グリーンで使うパターはホールの勝負を分け、スコアに直結するクラブと言えます。

 

グリーン上でのパットがスコアに占める割合が40%にもなっている所以ですね。

マッチプレーだとそのホールがそのまま成績となるので重要性がより増します。

 

特徴はグリーン上でボールを転がすのに特化させていること。

ロフト角はほぼつけられていません。

パターには次の種類があります。

  • ピンタイプ
  • マレットタイプ
  • L字タイプ
  • T字タイプ

 

ピンタイプ

最も一般的に使いやすいパター。パターが苦手な人向き。

前後に重量があるので打点のミスが少なくプロにも愛用者が多いタイプです。

マレットタイプ

FWのようにヘッドが大きく重心が深いタイプ。直進に打ちやすく、芯を外しても距離の差が少ない。

奥行きが深いのでミスに強いです。

 

L字タイプ

操作性が高くアイアンと同じ感覚で触れるパターです。

自分でコントロールしながらパッとしたい人に向いています。

 

T字タイプ

ヘッドの奥行きがほとんどなく見た目がシャープ。重心も非常に浅いパター。

パチンと打つ人やロングパットの際にオーバーすることの多い人に向いています。

 

パターはシャフトの方さや長さも大事になってきます。

初心者のうちはまずは自分のストロークと相性のいいものを選びましょう。

 

初心者がゴルフクラブを選ぶときの注意点

 

ゴルフクラブの種類を説明させていただきました。

しかしすぐに自分に適したクラブを選べるかというとそうではありません。

相性のいいクラブを探すには手間暇とお金がかかってきます。

初心者の場合には何に気を付けてゴルフクラブを選んでいけばいいでしょうか?

同じ感覚でスイングできるクラブを選ぶ

まずゴルフクラブは打ち分けられるように段階的に飛距離やロフト角を組む必要があります。

ですが初心者であるなら基本的に次の7本があれば大丈夫です。

  • ドライバー
  • 7I~9I
  • PW
  • SW
  • パター

ゴルフクラブを選ぶ基準は、自分の体力に合ったフィット感のいいものがおすすめです。

 

軽すぎてはスイングが安定せず、シャフトが柔らかくてもタイミングが合いません。

特に野球やテニスをやってきた方は力がある場合も多いので、シャフトは硬めでも大丈夫です。

そして、程よい重さが必要です

 

そのうえで、
同じ力・同じスイングで打ったときにそのクラブで狙う飛距離が出ることが大事。

それができて初めてラウンドでも同じ体の動きをすることに集中して打てます

また、このクラブならこの方向にどれくらい出せるとわかっていれば、選択もしやすいですよね。

 

逆に思う距離が出ないときはクラブを見直すタイミングでもあります。

例えば同じ感覚で振っているのに3Iと5Iの飛距離が変わらないとしましょう。

この場合ロングアイアンのはずの3Iが飛ばないということです。

ですからロフトを変える・シャフトを変えるなどします。

あるいは3Iを抜いてユーティリティでロフト角と飛距離を埋めるように変えます。

 

飛距離的にはドライバーが240yd、7Iが163ydとなります。

間が空いてるじゃないかと思われるかもしれません。

が、初心者でそこまでのロングホールに行くことはないと思います。

 

慣れてきたら5Wやユーティリティを使って飛距離を埋めていきましょう。

正しいスイングをしないと飛ばないクラブを選ぼう

ゴルフクラブはけっこうな値段がします。

ですから、なるべくよく考えて選ばないとお金も時間も失い、やる気がなくなるということになりかねません。

そこで初心者のうちに考えておくことがあります。

それは

  • 「自分はゴルフでどこまで上達したいのか」
  • 「自分の中でゴルフの優先度はどれくらいか」

ということ。

 

初心者のうちは優しいクラブを選べばいい、というのは実は正しいとは限りません。

優しいクラブは初心者向きとは限らないということです。

 

人は今持ってるクラブで飛ばそうとします。

つまり、優しいクラブは初心者でスイングが定まっていない状態でもボールが飛んでしまうということ。

逆に正しいスイングを身に着けていたとしても、正しいスイングでは飛ばないクラブなのです。

そうするとそのクラブで飛ばそうとするため逆に必要のない動きが身についてしまいます。

 

もし会社関係者などのおつきあいや楽しむだけでいいならそのクラブを選べば大丈夫。

楽しくスムーズにストレスなく打つことが大事だからです。

一般的に「優しいクラブ」と言われる、ミスのカバー力のあるクラブを選びましょう。

 

そうではなく、ゴルフで上達したい場合はまた違ってきます。

その場合は「背伸びをしたクラブ」が必要となります。

「正しいスイングをしなければ飛ばない」クラブ、つまり難しいクラブです。

 

最初こそ扱いにくく、飛ばすのに時間はかかるかもしれません。

ですが、正しいスイングをすればクラブ本来の距離をまっすぐ飛ぶようになります。

最初はスライスばかりのショットがフックに変わるようになれば一つの上達した証拠。

その時にロフト角を変えるなりしていけばいいです。

 

時間がかかってもゴルフで上達したいのか。

それとも楽しさだけを追求しているのか。

初心者のうちに自分の目的をしっかり決めておきましょう。

 

そしてプロにクラブのフィッティングをお願いすることです。

自分の目的・体力や運動経験などを考慮してくれるプロを選ぶといいでしょう。

 

ゴルフクラブにはどんな種類がある?用途別に解説!まとめ

今回はゴルフクラブを選ぶのに必須となる種類と用途についてお伝えしました。

ゴルフクラブの種類は次のひと揃えです。

  • ドライバー(1W)
  • FW(ウェアウェイウッド)
  • アイアン
  • ユーティリティ
  • ウェッジ
  • パター

ゴルフクラブの種類が多いのは飛距離を細かく打ち分けるためです。

状況に応じた各クラブの用途を覚えておきましょう。

 

ラウンドでは14本まで持ち込むことができますが少なくてもOK.

初心者のうちはドライバー・7~9I・PW・SW・パターの7本からでも十分回れます。

また、FWが苦手だったり、アイアンが苦手だったりと向き不向きが出てきます。

長距離ショットよりショートゲームをうまくできるようになりたいなど目的も出てきます、

 

その時の戦略に応じてクラブを選びましょう。

アイアンやユーティリティを増やす、ウェッジのロフトを細かくそろえる、などですね。

また、

お付き合い程度のゴルフをつつがなくやれればいいのか。

本気でゴルフを上達させたいのか。

それによって、いわゆる優しいゴルフクラブ・難しいゴルフクラブのどちらを選ぶのかも決まります。

 

正しいスイングを覚えるのも大事です。

しかし、正しいスイングでの力を余すことなく発揮するには最適のゴルフクラブ選びが大事です。

各クラブの種類や使い方を理解したら、次はクラブを選んでみましょう。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

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