みなさんこんにちは、エースガーデンスタッフです。
すっかり秋めいてきて、晴れた日中は気持ちのいいゴルフ日和ですね。
そんな今日はゴルフの雑学について取り上げてみたいと思います。
今回の主役はゴルフボール。
コレがないとゴルフは始まりませんよね。
「当たり前じゃん!」とツッコミを受けてしまいそうですが、皆さんはゴルフボールについてどのくらいご存知ですか?
私も今回初めて知ったことも多いのですが、ゴルフボールって意外と奥が深いんです。
- ゴルフボールの構造ってどうなってるの?
- え?ボールの中身ってどれも一緒じゃないの?違うの?
- 飛距離が伸びるボールはズバリ・・・
- ゴルフボールの基本的な選び方を知りたい
皆さんが気になった項目はこの中にありましたか?
今回はこのようなテーマでお話していきたいと思います。
「弘法筆を選ばず」とは有名なことわざですが、ゴルフの世界では弘法(プロゴルファー)はクラブもボールも選んでプレイしています。
どうぞ最後までお付き合いください。
【内側】そもそもゴルフボールの構造ってどうなってるの?
そういえば、ゴルフボールの中身ってどうなってるかご存知の方は少ないと思います。
子どもの頃、壊れた機械を分解して元に戻すことが好きだった方はちょっと興味が沸いてきませんか?
皆さんが普段使っているボールをまっぷたつにするのは少々もったいないので、youtubeで見つけたこちらの動画「ゴルフボールを分解してみて分かったこと!」をご覧ください。
ゴルフボールの断面はこのようにボールによって単色だったりカラフルだったりするんですね!
普段「分解してみよう!」と思い立ったことがないので私も興味津々で動画を視聴しました。
ゴルフボールの中身にはどんな種類があるのか
ゴルフボールの断面によって、おおよそ3種類に分類することができます。
画像で表すとこんな感じですね。
- ツーピースボール:2層構造
- スリーピースボール:3層構造
- フォーピースボール:4層構造
コアが1種類なのか複数あるのか、コアとカバーの間にミッドがあるのかどうかといった点が構造上の違いです。
で、結局どれを選べばいいの?
「層の数に違いがあることは分かったけど、結局どれを選んだらいいの?」と思われるかもしれません。
なんとなくフォーピースボールはグレードが高そうなボールに見えますが、「単純に層が多ければ多いほどよい!」というわけではありません。
たしかに多層化することで飛距離性能・スピン性能・フィーリングなどいずれかの性能に特化しやすいというメリットがあります。
しかし構造に拘っている分、お値段はお高め。
ご自身がどんな性能を求めているのかハッキリと認識している(目的がハッキリしている)方は、その目的に合ったフォーピースボールを選んだほうが満足度は高いと思います。
ですが、まだゴルフを始めて間もない初心者さんは「どんな性能を求めているかと言われても・・・」と思う方が多いと思います。
そんなときはわざわざ高価格帯のボールを買わなくても、ツーピースやスリーピースを使用して、ご自身のプレーの得意分野や苦手分野を洗い出すことを優先してくださいね。
【外側】ゴルフボール表面の凸凹には実はこんな理由があった
誰もが「ゴルフボールってそういうものでしょ?」と思っているゴルフボールのデコボコ。
実はあのデコボコのおかげで飛距離が伸びているんです。
私も専門家ではないので詳しくはありませんが、物体が空中を飛ぶには空気抵抗が重要なファクターなのはなんとなく知っています。
空中を飛ぶゴルフボールに働く3つのチカラ
KoKaNet(ゴルフボールの凹凸はどうしてついているの?)
この画像のようにゴルフボールが空中を飛んでいる際、
- 抗力(物体の表面に働いてその運動を妨げる力)
- 重力(地球上で物体が地面に近寄っていく力)
- 揚力(流体中の物体に働く力のうち、進行方向と直角の方向に受ける力)
という3つのチカラが働いています。
ゴルフボールのデコボコ部分は、空中を飛んでいるときにボール後方の空気の乱れを少なくし、それによって前に進む力を増強させているんですね。
もしゴルフボールが卓球のピンポン玉のように表面がツルツルだったら…
ツルツルな方が空気抵抗が少ないイメージがありますが、ゴルフにおいてツルツルなボールは大敵。
もしプロが打ったとしても、いつもの半分くらいしか飛ばないようです。
「ゴルフボールってデコボコがあって当たり前でしょ」と今まで思っていましたが、実はこんな理由が隠されていたんですね。
そうは言っても、飛距離を伸ばしたいならこのゴルフボールを選ぼう
- ゴルフは始めたばかりだけど、とりあえず飛距離を伸ばしたい!
- まずは飛ばせるようになりたい!だってかっこいいじゃん!
分かります。よーーく分かります。
ここまで読んでいただいた皆さんは「ゴルフボールってなんかいろいろ種類があるんだな!」ということは感じて頂けたかなと思います。
結論からお話しすると、たくさん種類がある中でも初心者さんが飛距離を伸ばすには「ディスタンス系」のゴルフボールを購入することをオススメします!
ディスタンス系・スピン系の違いとは?
大雑把にゴルフボールを分類すると、ディスタンス系・スピン系のボールに分かれます。
- ディスタンス系:外が硬く、中が柔らかい
- スピン系:外が柔らかく、中が硬い
どっちがどっちか分からなくなりがちですが、ディスタンスは日本語でいうと「距離」。
なので「飛距離を伸ばしたいときは、距離(ディスタンス系)のボール」をチョイスすると覚えればいいわけですね。
ディスタンス系のボールは、外側が硬く出来ていることでスピン量を抑制する効果があります。
スピン量も多ければ多いほどいいわけではなく、増えすぎるとボールが空中で浮こうとする力が強くなりすぎてしまいます。
これを「吹き上がり現象」と言うのですが、ディスタンス系ボールはスピン量を抑制することで、前に飛ぶチカラを得やすくなるように設計されます。
吹き上がりを抑えて、前に飛ばすことで飛距離が得やすくなるという仕組みです。
まずはゴルフ場で試してみよう!
ただし、そうは言っても100人いたら100人が全員、ディスタンス系のボールを使ったら飛距離が飛躍的に伸びた!、という喜ばしい状況にはなりません。
それがゴルフの奥が深いところであると共に、ゴルフの難しいところでもありますね。
「今すぐに上達したい!」という気持ちをグッとこらえて、ボール以外にも
- 姿勢
- ドライバーの相性
- 力の入れ具合
- 風向き
等々もボールコントロール力に多いに影響してきます。
それに、元々スピンが少ない傾向の人が、ディスタンス系ボールを使うことで更に回転数が少なくなり、余計に飛ばなくなるというケースもあり得ます。(想像すると、ゾッとしちゃいますよね)
まずは実践あるのみです!
ゴルフ場で実際に使用してみて、しっくりくるのか、こないのかを体感してもらうことが一番だと思います。
ただし、プレー中やプレー後に身体に痛みがある人はこちらの記事も是非ご覧いただきたいです!
【まとめ】ゴルフボールの構造と選び方
当たり前だと思って普段特に疑問にも感じていなかったことにも、ちゃんと理由があるのですね!
今回は私自身も勉強になった記事でした。
今回お話ししたことを完結にまとめてみました。
- ゴルフボールの構造は商品によって何層かに分かれている
- 層が多い方が高価だが、高価だからイイというわけではない
- ゴルフボールの凸凹部分があるからこそボールが飛んでいく
- 飛距離を伸ばしたい初心者さんには、基本的にはディスタンス系ボールがおすすめ
- しかし、絶対ではないのでゴルフ場で自分に合っているボールか確認を。
奥が深いゴルフを皆でもっと楽しみたいですね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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