こんにちは。エースガーデンです。
ゴルフ楽しんでいますか?
ゴルフはラウンドプレーでスコアが100になってくると楽しくなってきますよね。
そこでゴルフ仲間や会社関係の人に声をかけられるのが
「ゴルフコンペのお誘い」
ではないでしょうか。
ここでは初めてゴルフコンペに参加しようという方に以下のことをお伝えします。
ゴルフコンペはどんなふうにおこなわれる?
ゴルフコンペは試合形式で行われる競技会です。
堅苦しくないコンペなら初心者でも上級者でも盛り上がれます。
コンペに参加する前にルールや競技形式を知って、当日を楽しみに待ちましょう!
ゴルフコンペを楽しむためにルールを知っておこう
コンペは上級者も初心者も分け隔てなく楽しむように考えられているもの。
通常のラウンドプレーと異なるルールがあります。
初心者も楽しめるようにするためです。
ここではコンペのルールとコンペならではの特別賞についてお伝えします。
ローカルルール
ゴルフはゴルフ規則で世界共通のルールが定められています。
この世界共通のルール(ゼネラルルール)に基づいて設けられているのが「ローカルルール」です。
ゴルフ場ごとに設けられていて、スコアカードの裏を見れば書かれてあることが多いです。
ローカルルールは「初心者でも進行を遅らせることなくプレーするための救援策」。
コンペにも適用されることが多いです。
初心者上級者関係なく楽しむため、そしてプレーをスムーズに進めるためですね。
コンペの場合組に必ずエチケットリーダーがいますので、その方に判断を仰ぎましょう。
※ただし、競うためのコンペだと適用されなかったりゴルフ場によって違いがあります。
代表されるものに以下のものがあります
- 6インチOK
- 前進4打(プレイング4)
- ワングリップOK
ひとつづつ説明していきましょう。
1.6インチOK(6インチプレース)
グリーン以外のところでは、カップに近づかない範囲で6インチ(15cm)ボールを動かして打つのがOK。
本来ゴルフはあるがままで打つのが原則です。
これはディボットにはまった・木の根っこがあるなど地形的に打ちにくい場合に許可される救済措置です。
2.前進4打(プレイング4)
ティーショットでOBになった場合、打ち直しをしないで前進します。
そして第2打地点あたりに設置された特設ティー(前進ティー)から、4打目として打つルールです。
なぜ4打目かというと次の3打分を入れているから。
- 1打目→OBしたティーショット
- 2打目→打ち直しがナイスショットとした場合の分
- 3打目→ペナルティ分の1打
これらもボールを探す・打ちなおすなどで進行を遅らせないための措置です。
補足
ゴルフ場によっては前進ティーがない場合もあります。
その場合はボールがなくなったと思われる近くの場所から2打罰で打つことができます。
ティーショットのOBの場合は1打+2打罰が加えられて4打目となります。
3.ワングリップOK
グリーン上でホールまでの距離がワングリップ(パターグリップ1本分の長さ)以内の場合の措置。
次のパットで入るとみなしてボールを拾い上げてOKです。
カップインはしないで、必ずお礼を言ってホールアウトとしましょう。
コンペを盛り上げる賞の種類
コンペではいろんな賞がもうけられ表彰されます。
自分の技量上達の目安になりますし、モチベーションアップにもつながりますよね。
特にメーカー主催のオープンコンペだと商品はゴルフグッズですので、嬉しい限り。
優勝・準優勝以外にコンペでももうけられる賞には定番として次のようなものがあります。
- ドライビングコンテスト賞(ドラコン賞)
- ニアレストピン賞(ニアピン賞)
- ベストグロス賞
- ブービー賞・ブービーメーカー賞
- バーディ賞・イーグル
ひとつづつ見ていきましょう。
1.ドライビングコンテスト賞
ドラコン賞に指定されたホールで第1打の飛距離を競い、最も飛距離を飛ばした人に贈られる賞です。
2.ニアレストピン賞
ニアピン賞に指定されたホール(基本ショートホール)の第1打で最もピンに寄せた人も贈られます。
実力者ばかりの場合、ミドルホールを第2打で、ロングホールを第3打で寄せる、という設定もあります。
3.ベストグロス賞
ハンディキャップ分を入れない実質のスコア(グロス)が最もよかった人に贈られます。
ハンディキャップがもともと少ない実力者のための賞とも言えますね。
4.ブービー賞・ブービーメーカー賞
ネットスコア(ハンディキャップ分を引いたスコア)で下から2番目の人がブービー賞。
最下位の人はブービー賞を作った人、という意味でブービーメーカー賞ですね。
スコアが良くなくても初心者でも賞に加われるのは嬉しいような、嬉しくないような(笑)
5.バーディー賞・イーグル賞
このコンペで最も多くバーディやイーグルをとった人に贈られる賞です。
参加者が実力者ぞろいのコンペの場合に競い合う楽しみとして設けられます。
また、次のような盛り上がるための特別賞もあります。
- 猛打賞・OB賞
グロススコアで最も多く叩いた人・最も多くOBを出した人に贈られます。
- ラッキー7
順位が7位だった人に贈ります。
- ベストドレッサー賞
最もおしゃれな人に贈られます。
- ぴったり賞
事前に書いた予測スコアが実際のスコアとぴったりだった人に贈られます。
- レディース賞
女性で1位~3位だった人に贈られます。
- 大波・小波・水平賞
outとinのスコアが最も大きい人に大波・小さい人に小波・同じ人に水平賞が贈られます。
基本的に前半より後半のスコアがいい人が対象です。
初心者でもミスばかりでも大たたきしても心折れたりしないで上級者と一緒にプレーできるコンペ。
特別賞はもっとオリジナルなものがあるかもしれません。
賞や商品を期待してコンペに参加するとゲーム感覚で気楽に楽しますね。
ゴルフコンペには楽しむものと競うものがある
ラウンドプレーで100くらいで安定してきたらコンペに参加したほうがいいとされます。
ただし、ゴルフコンペには楽しむものと競うものがあります。
どう違うのでしょうか?
ゴルフコンペには3種類ある
ゴルフコンペには本気度に応じて大きく3種類あります。
- プライベートコンペ
- オープンコンペ
- 競技コンペ
1.プライベートコンペ
社内や知人などでおこなう内輪向きのもの。
招待された人だけが参加できるコンペです。
身内だけでやるので、初心者でも許してくれることも多いですし、ルールも厳しくない。
ゴルフを楽しみながら親睦を深めていくのが目的だからですね。
マナーはもちろん大事ですがリラックスして参加すれば大丈夫です。
オープンコンペ
ゴルフ場やメーカーなどが主催するもので誰でも参加OK.
様々な賞が用意され、協賛メーカーからの商品などが用意されることが多いです。
1打で神経質になるようなゴルファーはそういません。
しかし、意識の高い参加者もいますので、ルールの厳しさでコンペのレベルを見て選びましょう。
ちなみにオープンコンペは1人でも参加できます。
参加できるコンペがないかゴルフ場でお知らせなどがないか確認してみましょう。
競技ゴルフ
がっちり技量を競う純粋な競技です。
ルールもゼネラルルールであり、ローカルルールのような救済措置はとりません。
公式のハンディキャップを持っていないと参加できないコンペも多いです。
ラウンドプレーから初めて参加するコンペは、プライベートコンペやオープンコンペがおすすめ。
特にオープンコンペではゴルフを楽しみながら、かつ競い合うことで刺激になります。
ではそのオープンコンペはどのような競技形式でおこなわれるでしょうか。
新エリア形式ととハンディキャップ
初級者と上級者がともにゴルフを楽しむ工夫として、ハンディキャップ制度があります。
ハンディキャップをつけないで、グロスだけで勝負したら普通上級者が勝ちます。
初心者は上手くなるまで勝てない。
「どうせ勝てないしな…」
そう思うとやる気なくなりますよね。
逆に初級者もゴルフで勝つチャンスがあるとどうでしょうか。
楽しくなってもっと上手くなりたいと思えます。
ハンディキャップはそうやってみんなが公平に楽しんでプレーするための制度です。
ただ、一般的にコンペでは公式のハンディキャップを持たない参加者も多いです。
なのでそのコンペのみ有効なハンディキャップを算出してプレーします。
オープンコンペで一番メジャーなのが新ぺリア形式と呼ばれる算出方法。
18ホールのうち12ホールを隠しホールとし、合計パーが48となるように設定されます。
もちろん事前には知らされません。
通常は、outとinのホールそれぞれから、
- パー3のショートホールを1つ.
- パー5のロングホールを1つ、
- パー4のミドルホールを4つずつ
このような配分で選ぶことが多いようです。
プレーは通常通り18ホールトータルでスコアを競うストロークプレー。
プレー終了後に12ホール分の合計スコアからその日のハンディキャップを計算します。
算出方法は次の通りです。
ネットスコア=18ホールの全グロス―ハンディキャップ
例)グロス90・隠しホールのスコア64・全ホールの規定パー合計72だとします。
ハンディキャップ=(64×1.5-72)×0.8=19.2
ネットスコア=90-19.2=70.8
こんな感じですね。
ちなみに新ぺリア形式は今ではメジャーな形ですが、以前はぺリア形式が主流でした。
隠しホールが6ホールなので運要素が強いということで新ぺリア形式に移っています。
【ハンディキャップの36上限とダブルパーカット】
ハンディキャップの上限がないと上級者に不利になってしまうことがあります。
そういう意味でハンディキャップを上限36、ダブルパーカットとするゴルフ場も多いです。
ダブルパーカットとは規定のパーの2倍までをそのホールのカウントとすることです。
例えば規定がパー4のホール場合、たとえ10打とかになっても全部をカウントしません。
2倍の8打までをカウントに入れることになります。
10打全てをカウントすると叩いた分だけハンディキャップが大きくなります。
つまりネットスコアを不当に小さくできてしまうということですね。
それを防ぐためのルールです。
ハンディキャップを36上限に定めるのも同じ目的です。
もちろんスコアの上限なしでプレーする場合もあり、その場合初心者でも優勝できる可能性があります。
こういったコンペは波乱万丈の結果になるので、盛り上がります。
競技コンペとの具体的な違い
競技コンペとオープンコンペやプライベートコンペの違いはまず本気度。
競技コンペは本気でゴルファーの技量を図る競技会です。
ハンディキャップを使う時は公式のものが多く、次のような形式で行われます。
- アンダーハンディ(グロスからハンディキャップをひいたスコアで勝負)
- スクラッチ(ハンディキャップなしのグロスでの勝負)
また、順位や優勝者の決め方も2つあります。
普段のラウンドと同じストロークプレー、ゴルフの原点であるマッチプレーですね。
今は全ホールでのトータルスコアで勝負するストロークプレーが主流です。
ただ、運に左右されやすいのです。
ですのでホール1つごとに勝敗を決めるマッチプレーがゴルフ本来のプレーといえます。
これに対し、オープンコンペやプライベートコンペはまずゴルフを楽しむことが目的。
参加者にはそれぞれの目標やレベルがあります。
しかし同時にゴルフはペースを合わせてプレーファーストを大事にするスポーツ。
同じくらいの実力同士でパーティを組めればいいのですが現実は難しいものです。
そこで、初心者でも上級者と組むことで一緒に楽しめるのが団体戦。
特に盛り上がるのがこの2つです。
- ベストボール
- スクランブル
ベストボールは2人や4人など複数人一組。
各ホールのベストスコアだけをカウントする形式でおこないます。
(4人1組の場合はベスト2.3のスコアをカウントする場合もある)
スクランブル形式は4人1組。
4人がティーショットを打ち、その中から一番いいボールを選びます。
その位置からまた4人が打つ、ということをホールアウトまで繰り返し、チームスコアを出すもの。
一番いいボールの位置に他の3人もボールをリプレースして打てるので、総じてスコアが良くなります。
ストイックに競うゴルフも緊張感があり上達には欠かせません。
しかし、初心者にとってまずゴルフのやりがいや手ごたえを感じて楽しむのが先。
競技ゴルフでは決して味わえないゴルフの魅力や楽しみ方を見つけることができます。
ゴルフ友達と一緒にいろんなプライベートコンペやオープンコンペに出てみましょう。
ゴルフコンペを楽しむためのルールまとめ
今回はプライベートコンペやオープンコンペでのルールや競技形式をお伝えしました。
良く適用されるコンペルール(ローカルルール)
- 6インチOK
- 前進4打(プレイング4)
- ワングリップOK
コンペを盛り上げる特別賞
- ドライビングコンテスト賞(ドラコン賞)
- ニアレストピン賞(ニアピン賞)
- ベストグロス賞
- ブービー賞・ブービーメーカー賞
- バーディ賞・イーグル
- 猛打賞・OB賞
- ラッキー7
- ベストドレッサー賞
- レディース賞
- 大波・小波・水平賞
- ぴったり賞
特にオープンコンペは実力に差があるメンバーが参加することが多いです。
初心者の場合同じ組にすこぶるうまい人がいると緊張しますよね。
逆に初心者にも周りは気を使います。
しかし、ゴルフコンペはどんな実力の人でも等しく楽しむことができます。
いろんな賞があって表彰もされ、次に向けて頑張れる大きなモチベーションにもつながります。
ルールや競技形式をしっかり頭に入れて、本番に臨みましょう!
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