「ゴルフを始めようと思ってクラブを買いに行ったものの、種類が多くて違いがわからないし、どう選んだらいいのかもわからない!」というゴルフ初心者の方、多いのではないでしょうか。
その上、「ゴルフはなんとなくお金がかかってしまいそうで敷居が高い!」と敬遠している方もいるかもしれませんが、現在では3,4万円ほどのリーズナブルなクラブセットも販売されています。そのため、ゴルフは気軽に始められて、その上生涯続けられる魅力的なスポーツと言えるでしょう。
そこでここでは、ゴルフ初心者の方向けに、どんな種類のクラブを買っておけばいいのか、そしてそれぞれどのような基準で購入したらよいのかと、おすすめのクラブセットをご紹介します。
この記事を読んでおけば、もう心配することはありません。
初心者のあなたでも、簡単にゴルフクラブを選ぶことが出来るでしょう。
クラブセットはゴルフの”スターターキット”
ゴルフを始めるうえでの高いハードルのひとつが、そろえるものが多いこと。特にクラブに関しては、やれウッドだのアイアンだのパターだの……何をどれだけそろえればいいのよ!? いくらかかんのよ!? なんて思っている方も多いことでしょう。
ですがご安心ください! クラブメーカーさんもゴルフというスポーツを多くの人に楽しんでもらいたくて、初心者にも使いやすい魅力的な商品をちゃんと用意しています。それがスターターキット的な役割を果たす「クラブセット」です。今回は、クラブセットというものはどんなものなのかをご説明していきましょう。
1. 初心者のための最低限のクラブ7本
ゴルフクラブは、その用途に応じて、多数の種類のクラブがありますが、初心者の皆さんは、最低限、以下の7本を揃えていれば問題ありません。
最低限のゴルフクラブ7本
- ドライバー
- 7番アイアン
- 8番アイアン
- 9番アイアン
- サンドウェッジ
- ピッチングウェッジ
- パター
ルール上では、クラブは14本まで持ち込んでもいいということになっていますが、初心者のうちから、そのすべてを使いこなせるわけではありませんし、プロの方であっても、ワンラウンド中に14本すべてを使わないことだってあります。
そこで、初心者がまず揃えるべきゴルフクラブを7本に絞り込んでみました。以上の7本さえ揃えておけば、プレー中に困ることはありません。
ゴルフクラブを購入する際には、必ず実店舗に足を運ぶようにしましょう。
やはり、クラブを購入する際には、実際に手にとって試打してみることが大切ですし、クラブ選びのプロとも言える店員さんに相談しながら選んだほうが安心感があります。
クラブを購入する際には、以下の2つの方法があります。
クラブを購入する際の2つの方法
- 各種類のクラブをそれぞれ自分で選んで購入する
- メーカーや店舗ですでにセッティングされた「クラブセット」を購入する
前者では、それぞれの種類のクラブを自分に合うかどうか判断しながら購入できるので、より自分のスイングに合ったセッティングをすることができます。
後者では、クラブ選びにそれほど悩む必要がないので、ゴルフに必要なクラブをひと通り、楽に買い揃えられるという利点があります。
どういった方法で購入するかは皆さん次第ですが、ひとまずゴルフショップに向かって、以下のクラブの選び方を参考にしながら、自分に合ったセッティングをしていきましょう。
とその前に、自分のスイングがまだ不安な方はスイングをもう一度見直して下さい。
自分のスイングに合わせたクラブを選ぶことで、よりスコアアップに繋がります。
自分の体力とスウィングに合ったクラブを揃える
クラブのセッティングでは、自分の体力やスウィングにあったクラブをチョイスすることも大切なポイントです。クラブの長さと重量はスイングのしやすさに関係します。同じ長さなら重くなるにつれて振りづらくなり、同じ重さならシャフトが長くなるほど振りづらくなる、といった具合です。
ゴルフクラブはドライバーが一番長く、ウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジといった順に短くなるのが一般的。また、重量はドライバーが一番軽量で、アイアン、ウェッジと重くなっていきます。そのため、ある程度はどのクラブをスウィングしても同じ感覚でスウィングできる作りになっているわけです。
クラブをセットではなく個別で揃える場合、このバランスが崩れることがあります。クラブごとに同じ感覚で打てなくなると、力みすぎたりタイミングがずれたりとスコアも伸びなくなってしまうので注意が必要です。
また、全ホールを通して同じ感覚で打てる、自分の体力にあった重量のクラブを選ぶこともポイントといえるでしょう。重すぎると、途中でスウィングのスピードが落ちたりフォームが崩れたりして狙ったポイントにボールを飛ばすことが難しくなります。そのため、ゴルフクラブのセッティングを考える際は、どのクラブでも同じ感覚で打てるか、自分の体力にあった重量のクラブを選ぶことが必要です。
はじめてのゴルフクラブの選び方
ゴルフを始める際に迷いがちな事のひとつにゴルフクラブの選び方があげられます。ショップを覗くと、多くのメーカーから様々なクラブが販売されており、さらに選ぶのが難しくなってしまう場合があるかもしれません。ここでは初心者がクラブを揃える際のポイントを紹介します。
中古という選択肢
ゴルフクラブの購入について、ひとつのポイントに新品か中古かという選択肢があります。ラウンドの予定がなく、まずは練習場で打ちっぱなしを楽しみたい!という方には中古品がおすすめです。中古クラブを購入する一番のメリットは価格を抑えられる点です。また、アイアンは4~6本のセット販売が一般的ですが、中古だとバラで販売されていることも多々あります。最初はドライバー、アイアン1~2本を持って練習場に行ってみると良いでしょう。
最新クラブのメリット
一方、新しいクラブを購入する利点としては、最新の技術が詰まっているという点があげられます。クラブの進化スピードは速く、毎年のように各メーカーが新製品をリリースしています。進化のポイントとして、より真っ直ぐ・より遠くへ飛ばせるように開発が進められています。また、メーカーの保証が付くという点も大きな違いです。初心者のうちは当たり所が悪く、クラブを痛めてしまうこともあるかと思います。万が一の破損の際に、メーカーの保証が付いていると安心ではないでしょうか。
シャフト選びのポイント
新品、中古問わずクラブ購入の際、すべてのゴルファーにおさえて欲しいポイントがシャフトです。シャフトとはゴルフクラブの柄(え)の部分の名称となります。シャフトを選ぶポイントとしては、「素材」と「硬さ」があげられます。
素材
大きく分けるとカーボンとスチールの2つがあります。ドライバーなどいわゆるウッドと呼ばれるクラブは、ほとんどカーボンシャフトが使われていますが、アイアンについてはこの2種類から選ぶことができます。通常、スチールシャフトの方が重いので、運動経験のある方や体力に自信のある方向けです。そうでない方(一般の方)と女性ゴルファーはカーボンを選ぶと良いでしょう。
硬さ
多くのメーカーで硬さをアルファベットで表記しており、柔らかい方から「L → A → R → SR → S → X」となります。男性の場合はR~S、女性の場合はLかAが標準的な硬さとなります。こちらも素材と同様、運動経験があったり体力自慢の方はS。そうでない方はRを選ぶと良いでしょう。女性の場合はLを選ぶ方が多いようです。
まとめ
ここまで、いくつかクラブの選び方を紹介してきましたが、選び方は人それぞれですし、これが正解という選び方もありません。とはいえ、大きく「自分の体力やクセなどに合ったものを選びたい」という方もいれば、「有名な選手が使っているクラブを使ってみたい」「上手い人が使うクラブを使って早いうちから慣れておきたい」という方に分かれると思います。
そのクラブでまずはショットの感覚をつかんで、自分にあったクラブを徐々に揃えていきましょう。
「自分もゴルフ場でプレーしてみたい!」と思うようになってきているのではないでしょうか。「そろそろ自分のゴルフクラブほしいな」と思い始めてはいませんか?
自分に合ったゴルフクラブを使って、ぜひエースガーデンをご利用ください。
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