こんにちは、エースガーデンスタッフです。
雨の多い季節が今年もやってまいりました。
こんな時は、気晴らしに自分に合ったアイアンを見つけに出かけてみませんか?
メーカーや店舗で既にセレクトされたクラブセットも良いですが、自分に合うクラブを見つけるのも楽しいものです。
そして、自分に合ったクラブを使うだけでも、飛距離やスコアに違いが出てきたりもしますしね。
「でも、選ぶにしても何を基準に?」
こんな風に悩んでしまいますよね。
素人目から見ると、全てが同じように感じ違いが分かり辛いものです。
以前、ドライバーの選び方に関するポイントをお伝えしましたので、今回はアイアンの選び方について解説していきます。
ドライバー選びでは5つのポイントをお伝えしましたが、今回はたったの2つです。
そのポイントを踏まえ、自分に合ったアイアンを見つけてゴルフライフをより充実したものにしていきましょう!
ゴルフ初心者が使いやすいアイアンの選び方とは?
以前、ゴルフクラブにはどんな種類があるのか用途別に解説させていただきました。
その中でルール上では14本クラブを持ちこむことが可能ですが、初心者であれば最低限の7本あれば十分にプレーが出来るとお話しています。
その最低限の7本がこちらです。
- ドライバー
- 7番アイアン
- 8番アイアン
- 9番アイアン
- サンドウェッジ
- ピッチングウェッジ
- パター
上記をご覧いただいてもわかる通り、アイアンは番手が多くあることもあり「スイングするクラブ」の中では打つ機会が多いクラブです。
アイアンの番手は数字が大きくなるほどクラブの長さが短くロフト角が大きくなり、飛ぶ距離が短くなります。
ラウンドでは残りの距離に応じて、出来る限りフルスイングで打てる番手を選ぶことがスコアをまとめるポイントです。
アイアンを上手く使いこなせるようになれば、よりゴルフが楽しくなること間違いなしですよ‼
そのために自分に合ったアイアンを見つけましょう!
初心者がアイアンを選ぶポイントは、たった2つです。
- 大型のクラブヘッド
- 幅広のソール
こ2点を踏まえたものが、扱いやすくやさしいアイアンです。
なぜこの2点だけで良いのか、その理由をこれから説明していきます。
クラブヘッドは、スイートエリアの広いものを選ぶ
ヘッドのボールを当てるのに最適な部分をスイートスポットと呼び、よりそのエリア(スイートエリア)が広いものが優しい初心者向けのアイアンです。
なぜ初心者向けかというと、スイートエリアが広くなるほど上下のミスに強くボールが上がりやすくなるからです。
クラブヘッドにはキャビティバッグ・中空そしてマッスルバッグの3種類あります。
♦キャビティバッグアイアン
引用:ビッグカメラ
ボールに当てる面「フェース」の後ろ側「バッグフェース」の一部がくりぬかれ、へこんだ形状が特徴です。
ヘッドが大きめのものが多く、スイートエリアも広くなっています。
くり抜いた分の重量をヘッドの外側へ移すことで、芯を外してもブレにくくミスに強いアイアンです。
♦中空アイアン
引用:ビッグカメラ
ヘッド内部が空洞になっている「中空構造」が特徴です。
キャビティバッグと同じく、ヘッドの外側に重量が配置してありヘッドがブレにくくミスに強くなるよう設計されています。
スイートエリアも広いので、ショットが安定し飛距離も出しやすいのがメリットです。
♦マッスルバッグアイアン
引用:ビッグカメラ
シンプルで小さめの板状ヘッドを備え、コントロール性とボールのスピン性能に優れています。
しかしスイートエリアが狭く、ミスにも厳しくプロや上級者向けのアイアンです。
クラブヘッドは、マッスルバッグ以外を選びましょう
3種類のヘッドについて、簡単に解説しました。
マッスルバッグ以外の2種類はスイートエリアが広く、重量の配置の関係でミスにも強い初心者の方でも扱いやすいアイアンです。
中でも特にキャビティバッグは、ヘッドも大型でおすすめですよ。
ソールは幅広がやさしいアイアン
ソールとは、クラブを構えた時に地面につく部分のことです。
このソールの幅によって、ボールの飛び方が変わっていきます。
ソール幅の広いものは、ボールが上がりやすくダフリやトップのミスにも強いため初心者におすすめです。
逆にソール幅の狭いものは、弾道の打ち分けがしやすいのが特徴です。
しかしボールが上がりにくくミスの許容が狭いため、曲がりやすく難しい上級者向けのクラブといえます。
選ぶべきは、ソール幅の広いキャビティバッグアイアン!
- 大型のクラブヘッド
- 幅広のソール
こちらが最初にお伝えしたアイアン選びの2つのポイントでした。
大型のクラブヘッドは、スイートエリアが広くなりミスに強くショットが安定します。
加えて幅広のソールだと、よりボールが上がりやすくミスの軽減になります。
なので、初心者にお勧めしたいのがこの2つのポイントを兼ね備えたソール幅の広いキャビティバッグアイアンなんです。
最近ではバックフェースの下部がポケットのようにえぐれ、さらに重心が低いポケットキャビティが初心者に好まれています。
実際に試し打ちをしてみましょう
上記で解説した以外にも、ロフト角やライ角そしてシャフトの素材など様々あります。
ロフト角とはアイアンを地面と垂直に構えたときのフェースの傾き指し、ボールの飛びに大きく作用します。
ロフト角の小さいものほど飛ぶアイアンですが、自分のフルスイングでどれくらいの飛距離が出るかを把握し見極めることが大切です。
ライ角は、身長によって合う角度が異なります。
7番アイアンなら身長が170センチ以下の人は62度前後、175センチ前後の人は63度前後、180センチ以上の人は64度前後を目安にしてください。
そしてシャフトの素材は、主にスチールとカーボンの2種類に分かれます。
こちらの大きな違いは重さと素材の柔らかさです。
こちらの3点に関しては、初心者だからこれを選ぶというよりは実際に手に取りスイングしてみることが重要です。
なぜなら、ご自身の体格や好みによってそれぞれ違ったものを選ぶことになるからです。
特に店舗には、クラブ選びのプロがいますので希望を伝えて一緒に選んでみましょう。
まずは、やさしいアイアンでゴルフを楽しもう!
今回は、初心者がアイアンを選ぶうえでの2つのポイントを交えソール幅の広いキャビティバッグアイアンを選ぶことをおすすめしました。
そして、必ず手に取って自分に合うか試してみることが重要です。
他の人に合っていても自分には重すぎたり、硬すぎたりと他の問題が出てくる可能性もありますからね。
このフィッティングをせずに合わないものを使うと、上達が遅れたりミスが出やすくなるので注意が必要です。
最近は他にもやさしさをうたうアイアンも多く登場しています。
そういったアイアンほど、飛距離が出る傾向にあります。
という事は、多少ミスをしてもボールがしっかり飛んでくれるという事です。
「それだと上達しないんじゃ?」と不安になりますか?
大丈夫です。そこは全く気にする必要はありません!
今は、プロもやさしいアイアンを使う時代です。
まずは、このやさしいアイアンで慣れていき物足りなくなってきたらクラブを買い替えレベルを上げていけば良いんです。
ゴルフで何よりも大切なのは、楽しみながら続けていくこと。
これに限ります。
まずは、やさしいアイアンでショットの感覚を身に付けて上達の足掛かりにしてください。
私達エースガーデンスタッフも、お手伝いさせていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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