こんにちは!エースガーデンスタッフです。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
毎日暑いですね。
ゴルフは屋外でおこなうスポーツですから、本格的に涼しくなる時期までは、暑さ対策・熱中症予防が欠かせません!
日本スポーツ協会では、“スポーツによる熱中症事故は、適切に予防さえすれば防げる“として、「熱中症予防5ヶ条」として次の5つを掲げています。
- 暑いとき、無理な運動は事故のもと
- 急な暑さに要注意
- 失われる水と塩分を取り戻そう
- 薄着スタイルでさわやかに
- 体調不良は事故のもと
今回の記事では、この「スポーツ活動中の熱中症予防5ヶ条」をもとに、ゴルファーがやるべき暑さ対策をご紹介します。
安全に気を配り、夏のゴルフを楽しみましょう!
【夏ゴルフの暑さ対策1】暑いとき、無理な運動は事故のもと
最も効率の良い暑さ対策は、ずばり、プレー自体を「気温が低いときに行う」ことです。
日本の夏は蒸し暑いですから、気温が最も高くなる昼過ぎのプレーは熱中症が起こりやすいです。
日の長い時期ですから、プレー時間を早朝もしくは夜間にずらしてみてはいかがでしょうか。
それとともに、無理せずハーフラウンドにする、などの決断も大切です。
早朝ゴルフ
アーリーバード(早朝ゴルフ)と言って、午前4~6時頃からプレーができるゴルフ場が増えてきています。
まだ比較的気温が低く風も涼しい時間帯のゴルフは快適ですよ~。
そして実は、アーリーバードの良さは暑さ対策だけではないんです。
- 比較的リーズナブルなので、普段は手が届かないコースにも挑戦できる
- 空いているのでのびのびプレーできる
- 午前中にはラウンドが終わるので、1日を有効活用できる
暑さ対策・熱中症予防になるだけでなく、財布や時間の有効活用にもなるうえに密まで避けられる、いいことづくめの時間帯です!
夜間ゴルフ
ゴルフ場によっては、ナイターの設備があるところもあります。
アーリーバード同様、日中よりは気温が下がる時間帯なので暑さ対策にはもってこいです。
ただしナイターゴルフの場合は、照明があるとは言えボールを見失う可能性はありますので、あくまで練習としての利用がおすすめです。
- 仕事が終わった後でも行ける
- 早起きしなくていい
などの良さがあります。
早朝や夜間での快適なプレーをぜひ一度お試しくださいませ!
【夏ゴルフの暑さ対策2】急な暑さに要注意
熱中症は、急に暑くなった時が要注意だそうです。
これからの時期だと、少しずつ暑さが和らいだと思ったらまた暑くなったなんて日は特に気を付けましょう。
また、急に暑くなった日が要注意な理由は、身体が暑さに順応していないためです。つまり、泊まり込みでの数日間プレーする場合は、その初日が一番危ないのだとか。
最初からいきなり飛ばさずに(ボールはぜひ飛んでほしいですが)、少しずつホールやラウンドの回数を増やすようにしましょう。
そしてプレー中は、外の暑さに加えて運動による体温上昇がありますので、暑さ対策・熱中症予防にはちょっとした工夫が大切です。
まず、ゴルファーのマストアイテムは日傘と氷のうです。
環境省の調査によると、30度の気温の中で日射を99%以上カットする日傘を使った場合、15分間の歩行で汗の量が約17%減少したそうです。
そのため環境省では、「男女問わず日傘を活用することが望ましい」という見解を発表しています。
ゴルファーも、プレー中の移動には日傘をさしましょう!
ゴルファーが使えるかっこいい日傘がたくさん販売されていますよ。
引用:Amazon
- 日傘をさす
- 帽子をかぶる
- 出来るだけ木陰に入る
この3点を徹底するだけで、日射しによる体力の消耗が各段に少なくなります♪
また、ゴルフバッグの中には氷のうを、できれば数個いれておきましょう。
プレーの合間にこまめに首やわきの下などを冷やして、体温の上昇を抑えましょう。
ちなみに、もしも読者様の行くゴルフ場がクーラーボックス持ち込み可能なら(NGのところもありますのでご確認くださいね)、ぜひ持って行ってください。
クーラーボックスの中には、
- 氷のう
- 凍らせたタオル
- 凍らせた飲み物
などを入れておくと、暑さ対策・熱中症予防はバッチリです!
【夏ゴルフの暑さ対策3】失われる水と塩分を取り戻そう
プレー中にはこまめに水分を補給しましょう。
プレー後のビールを美味しく飲むために水分を控えるなんてことはくれぐれもNGですよ~!
水分補給のポイントをご紹介します。
水分補給のポイント
水分補給のポイントは、次の2つです。
- のどが渇いたと感じる「前」に飲む
- 水分だけでなく塩分も補給する
のどが渇いたなぁと思ってから飲むときには、すでに脱水状態がが進行している可能性があります。
ですので、一度にたくさんではなくこまめにちょこちょこ飲みましょう。
一打ごとに飲む、など決めて飲むのがおすすめです。
また、汗などで身体から失われるのは水分だけではありません。
塩分が一緒に失われます。
ですので、水やお茶だけでは水分補給としては不十分。
塩分とエネルギーを一緒に補給できるスポーツドリンクも飲みましょう。
ただし、これを読んでいる方の中にはきっと、血糖値が気になる方もいらっしゃいますよね。
プロのサッカー選手も市販のスポーツドリンクは薄めて飲むそうです。
スポーツドリンクと水、両方持って行って交互に飲みましょう!
もしくは、水+塩飴や塩ラムネを使うのもアリだと思いますよ。
引用:Amazon
こまめに・水分と塩分をしっかり補給して、ラウンド中に具合が悪くなることのないようにしたいですね。
プレー前後で体重を測定する
今回ばかりはダイエットのためではありません(笑)。
プレー前後に体重を測定しておくことで、身体から水分がどの程度抜けたかの目安になります。
プレー後は、しっかりと体重が戻るまで水分や栄養補給をしましょう。
なお、プレー直後の飲酒は、脱水を起こしやすくなるので要注意。
しっかりと休息をとり、食事と水分も補給した後に乾杯しましょう。
【夏ゴルフの暑さ対策4】薄着スタイルでさわやかに
暑さ対策・熱中症予防にはズバリ、白や薄い色のウェア・帽子を着用しましょう。
白は熱を反射するけれど、黒は熱を吸収するためです。
NHKおはよう日本の出演者の方が、お子さんに実際に同じ素材の(白・黒)色違いシャツを着て外で遊んでもらい、温度を比べてみたそうです。
気温33℃、湿度63%の下で10分間遊び温度を測定したところ、
- 白いシャツ35.3℃
- 黒いシャツ47.2℃
だったそう。
こんなに違うとは驚きですよね!
また、最近は着るとひんやりする「接触冷感」という素材のシャツも販売されています。
引用:Amazon
暑さ対策には、身に付けるものの素材にも気を配りたいところですね。
【夏ゴルフの暑さ対策5】体調不良は事故のもと
体調が悪いと身体の調節機能が低下するので熱中症になりやすくなります。
夏ゴルフは特に、体調を整えてから臨みましょう!
睡眠と朝食をしっかりとろう
寝不足で運動をすると、休憩しても体温の下がりが悪いという研究結果があるそうです。
つまり寝不足だと熱中症の危険性が高まります。
そもそも寝不足ではゴルフのパフォーマンスも下がりますので、せっかく来たのにもったいない!ということになりかねません。
7時間くらいは寝てからゴルフに行きましょうね。
また、大人は寝ている間にコップ3杯分くらいの汗をかいているそうです。
夏の暑い日ならなおさら、朝起きると軽い脱水状態になっています。
塩分の補給も必要なので、水を飲むだけでは補いきれません。
さらに、夕食でとったエネルギーも寝ている間にほぼ使われてしまうのです。
つまり、朝食をとらないと水分が足りない、エネルギーが足りないというスカスカの身体でプレーをすることになってしまいます。
熱中症予防だけでなく、好スコアを叩き出すためにも朝食をとりましょう!
ゴルフのパフォーマンスを向上させる朝食のポイントは、炭水化物、たんぱく質、塩分、水分です。
- おにぎり(炭水化物)
- ゆでたまご(たんぱく質)
- インスタント味噌汁(塩分、水分)
こんな感じなら簡単にコンビニでもそろえられます。
ゴルフの戦いは、ラウンド前から始まっているということですね!
太り気味の方は特に気を付けましょう
日本スポーツ協会によると、学校で起きた熱中症死亡事故の7割は肥満児に起きているそうです。
これは子どもを対象としたデータですが、太り気味の大人も要注意だと考えられます。
【夏ゴルフの暑さ対策】まとめ
もう一度暑さ対策のポイントをおさらいしますね。
- プレー時間を朝や夜にする。
- ハーフラウンドにするなど、プレーは臨機応変に。
- 水と塩分をこまめに補給する。
- 白いシャツと帽子を着用する。
- 充分な睡眠と朝食はマスト!
暑さ対策・熱中症予防は、ゴルフをする上に必要な体調管理のひとつです。
体調が良ければ当然好スコアが出る可能性が高くなります!
しっかり暑さ対策をして、夏場でもゴルフを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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