ゴルフマナー

ゴルフのラウンドで「パス」はどんなときに使う?コースを回るときの時間のマナーは?

ゴルフのラウンドで「パス」はどんなときに使う?コースを回るときの時間のマナーは?

こんにちは。

エースガーデンスタッフです。

あなたはラウンド中に後続の組を待たせてしまった経験はありませんか?

「”パス”って聞いたことあるけどどんな場合で使うんだろう。」

そのように考えたことがあるかと思います。

今回は、ラウンド中に後続の組が追い付いてしまった場合に順番を入れ替えることができる『パス』についてお伝えしていきます。

 

ラウンド中の「パス」はどんなときに使う?速やかなプレーは大事なマナー

キャプチャ7-1280ゴルフのラウンド中に後続の組と順番を入れ替えてプレーすることを「パス」と言います。

ゴルフのマナーである「プレーファスト」を心掛けて回っていても(スロープレーではなくとも)、特に後ろの組が2サムの場合などは追いつかてしまう可能性がありますよね。

追いつかれないよう速やかにプレーすることは大前提なのですが、どうしても後続の組に追いつかれて待たせてしまいそうなとき、あなたならどうするでしょうか。

後続の組が迫ってきている中、慌ててプレーすることも集中力に掛けてしまいますし、だからと言って気にせずプレーするのも後続の組に迷惑が掛かってしまいます。

このような状況に厳密なルールがあるわけではありませんが、「パス」はそんなときにお互いに気持ちよくプレーを続けるためのひとつの手段です。

 

後ろの組が追い付いてしまって、自分たちの前の組との間も空いてしまっている、そんなときは後ろの組に順番を譲って先に進んでもらうことでスムーズに進行することができます。

後ろの組が追い付いてしまっていて、なおかつ自分たちも前の組との間がない場合は、「パス」する必要はありません。

やむを得ず追いつかれてしまい後続の組に迷惑が掛かりそうな場合に、後ろの組も待たせずに、自分たちも焦ることなく落ち着いてプレーすることができる「パス」を上手に活用していくことができると良いと思います。

 

ラウンド中「パス」をするときの注意点

次に、ラウンド中にパスを活用する際の注意点についてお伝えしていきます。

実際に後続の組にパスしてもらおうとしたときに、スムーズに順番を入れ替えることができるようあなたが知っておくべきポイントです。

・「パス」の基本はティーグラウンドで

ラウンド中に後続の組に追いつかれそうな際に順番を交換することができる「パス」ですが、いつでも自由に順番を入れ替えることができるわけではありません。

基本は、フェアウェイで順番を入れ替えるのではなく現在のホールが終わってから、次のティーグラウンドで後続の組には抜いてもらうようにします。

タイミングが良ければハーフが終わってからパスしてもらうという方法もあります。

 

・プレーファストを忘れない

いくら「パス」という方法があるからと言って、「時間掛かっても後ろの組に抜いてもらえばいいや」という気持ちではいけません。

パスはスロープレーを許容しているわけではないことは覚えておく必要があります。

「速やかにプレーを行っているけれど、どうしても後続の組に迷惑が掛かりそう」、というときに前の組との間も空いている場合、お互いが気持ちよく進行を続けるための手段ですので、「パス」があることで時間に対しての気持ちを緩めてしまわないよう心掛けましょう。

とは言え、「パス」すること自体が悪いことではありませんので、プレー中にそのことばかりを気にする必要はありません。

やむを得ず「パス」という方法を取る場合は、お互いが気持ち良くプレーするためと受け入れてスマートに行いましょう。

 

「パス」せずプレーファストのためにできることは?

「パス」という方法があったとしても、基本はプレーファストが大前提というお話をしました。

しかし、後ろの組に迷惑を掛けないようスピーディにプレーすることを意識するだけで、「パス」せずともスムーズにプレーを進行することができる場合があります。

実際に「パス」という方法があったとしても、特に混雑しているような場合では後続の組がどんどん迫っている場合があり、いちいち「パス」もしていられません。

後続の組に「パス」をしてもらうにも、申し出からやりとりしてカートを移動して…と小さな手間と時間が掛かります。

できるだけ「パス」をせずにスムーズにプレーを進行させるために、小さな心掛けでコースを回ることが大切になってきます。

・移動は素早く

ラウンド中の基本ですが、移動はスピーディに行う必要があります。

ボールの場所に向かう際にも意識して早歩きし、小さな移動にも時間を掛けない努力が必要です。

ゆっくり雑談をしながら、考え事をしながら移動している場合、ひとつひとつは小さな時間のような気がしますが、少しずつ積み重なって大きなロスタイムになります。

次のホールに移動する際にも、スコアの記入を始めたりとダラダラとその場にとどまらずに、まずは速やかにカートに乗って進みましょう。

 

・打順が来たらスムーズにショットを打つ

自分の順番が来て、構えてから素振りを何度も繰り返すのは時間を掛け過ぎです。

素振りやイメージトレーニングは自分の順番が来る前に済ませて置き、一度構えたら素振りは1回行うくらいにして速やかに打ちましょう。

また、使いそうなクラブを3本程準備してボールの位置に向かうことも重要です。

クラブを交換するために何度もカートを行き来したり、迷い始めたり、と必要以上に時間が掛かる行動は「スロープレー」になります。

それは、最終的に後続の組に迷惑が掛かるだけでなく、目の前の同伴者も待たせてしまい、大きなマナー違反です。

自分の打順が来たら速やかに打つことができるよう準備しておきましょう。

 

・ボール探しに時間を掛け過ぎない

特に組の中に初心者がいる場合にボール探しの時間が掛かってしまい、ロスタイムが生じることがあります。

お互いに、ショットを打つ際には周りの同伴者は打たれたボールの行方をしっかりと見ておくことが必要です。

また、ロストボールの可能性がある場合には暫定球を打っておくことで、また戻って打ち直すという時間を省くことができます。

 

・レベルに合ったコースを選ぶ

自分も含め同伴者に初心者が多い場合、難易度の高いコースでは多くの時間が掛かってしまう可能性があります。

特に混雑している状況では、明らかに難易度が高いコースで多くの時間が掛かってしまうのは後続の組に迷惑が掛かることが目に見えています。

そのため、コースを選ぶ際には《自分たちのレベルに合っているか》ということも考える必要があり、初心者が多い場合には回りやすいコースを選ぶことも大事なマナーにひとつです。

 

お互い気持ち良くプレーするための「パス」を上手く活用しよう

今回は、ラウンド中にお互いが気持ち良くスムーズにプレーを続けるための「パス」の使い方についてお伝えしてきました。

後続の組に迷惑を掛けないようにプレーファストを意識しつつも、やむを得ず追いついて待たせてしまうような状況の場合は、自分たちの前の組との間隔を確認して状況に応じて「パス」という方法を活用してみてください。

初心者の場合「パス」の判断は難しいと思いますので、同伴者の方から実際にラウンドを回りながら教えてもらい、どのように活用しているかを学んでいけると良いでしょう。

それでは本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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